今回は『よるのないくに2』の評価などについて書いていこうと思います。

私は前作の『よるのないくに』もプレイ済みで本作も発売日に購入して攻略も大体終了しました。

そこで今回は、『よるのないくに2』の評価・感想や百合要素と時間制限などについてまとめていきます。

よるのないくに2 評価

先程この記事を書くにあたって参考程度にAmazonレビューを見たのですが、思っていた以上に酷評されていて驚きました。
ただ、よくよく読んでいくと納得できる意見も多いので概ね間違ってはいませんでしたが…。

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本作は2015年に発売された1作目『よるのないくに』の続編となり、前作のマルチエンディングの一つの続きのストーリーといった内容になっています。
前作自体そこまで良作というわけでもなかったのですが、アクション×百合といった珍しいテーマから支持していた方も多かった印象です。

そして本作は当初は去年が発売日だったものを何度か延期して2017年8月31日に発売となりました。
グラフィックは他のガスト作品(アトリエシリーズなど)と同程度くらいで、アクションも爽快感が無い、そして章毎と探索の両方に時間制限が設けられているといった点から低評価を付けている方が多いようです。

私としても悪かった点を挙げるとするなら
・アクションに爽快感が無い(効果音がしょぼいのが大きい)
・延期した割にはボリュームが20時間程度と少なめ
・従魔を2体連れ歩けるようになったのは良かったけどマップ内に特定の従魔がいなければ通れないエリアがあるため、必然的に連れ歩く従魔が決まってしまう
といった点が挙げられます。

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従魔は可愛い従魔などもいるのですが、特定の箇所を通行するために飛翔・炎・氷・雷の4体の従魔が頻繁に必要になり、従魔を交代できるのは拠点内のみなので、炎と氷の従魔を連れて行って次に行く時に飛翔と雷の従魔を連れて行くといったパターンが多くなります。
時限要素が無ければのんびりプレイできるのであまり問題無いのですが、従魔問題に加えて時限要素もあるのが悪かったですね。

時間制限について詳しく説明すると

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・ダンジョンを探索できるのは初期で10分
時間が過ぎると強制帰還
主人公のアビリティ習得で時間を延ばす事が可能です。
・ダンジョンから帰ると寝室で寝なければ次の探索に行けず、章毎に日数制限がある
章をクリアすると日数制限がリセットされます。

個人的に日数制限自体は悪くないと思っています。
「このエリアならサブクエスト3つを同時にクリアできるかな」とか「どのエリアでもクリアできるサブクエストは最新エリアに取っておこう」といったように考えるのは面白いですし、しっかり考えてプレイすれば日数制限が終わるくらいにほとんどのクエストをクリアできるのでバランス自体もそこまで悪くなかったと思います。

後はアクション面に爽快感が無いのは大きかったですね。
難易度自体が簡単な部類なので、もう少し敵を多くして爽快感のあるものにすれば良くなっていたと思います。

それとラスボス以外のボスが弱過ぎなのも手応えがなかったかなという印象です。
前作はエクストラシナリオで結構強いボスがいたり、勝利条件のある闘技場があったりしたので。

と悪い点を多く挙げましたが、ストーリー自体は普通に楽しめました
前作はアーナスとリュリーティスの2人をメインに進行しており、ホテル内に商人の男とかもいただけでしたが、本作では探索に連れて行けるリリィが7人もいてそれぞれにサブクエストによるイベントがあるので、百合要素を期待している方なら十分楽しめると思います。

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個人的にガストさんの作品の好きな所は登場キャラクターが魅力的というのが大きいので、本作のキャラクターにも満足でした。
(特にエレノアが可愛い)

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それと前作に登場したクリストフォロスが多く登場したのも嬉しかったです。

欲を言えば、リリィ同士の掛け合いがもっとあれば良かったですね。
主人公とリリィの絡みは多かったのですが、リリィ同士の絡みが殆ど無かったので。

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サブクエストは明るめの内容ですが、ストーリーは終始シリアスなものでエンディングは2つです。
内容はどちらもハッピーエンドとは言えないものなので、エンディングの数はもう少し増やして欲しかったかなとは思います。
『よるのないくに3』が発売されそうな気もする終わり方でしたがどうなんでしょうか。
酷評が目立ちますが、個人的には前作合わせて楽しくプレイできたので是非制作して欲しいですね。

ということで百合やキャラゲーが好きな方にはオススメの作品です。
時間制限に慣れていないとストレスが溜まってしまうかもしれないので注意しましょう。

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以上で『よるのないくに2』の評価についてを終わります。