今回は「龍が如く」シリーズのスピンオフ作品について
『龍が如く』シリーズは、セガが発売している人気シリーズですね。
最近だと『龍が如く0』が発売されています。
ナンバリングだけでなく、スピンオフ作品もいくつか出ているので、それらをまとめていこうと思います。
スピンオフ
龍が如く 見参! 2008年3月6日発売(PS3)
舞台は1605年(慶長10年)の関ヶ原の戦い直後、京都の歓楽街「祇園」。主人公は「宮本武蔵」として過去に名を馳せていたが、関ヶ原の合戦直前に結城秀康を結果的に暗殺した事を機に「桐生一馬之介」(きりゅう かずまのすけ)として名を変え、報酬さえ頂戴出来ればなんでもこなす者として祇園で生活することを決意する。
龍が如く OF THE END 2011年6月9日発売(PS3)
2011年4月、東京・神室町。突如として出現した生ける屍・ゾンビによって町は未曽有の大混乱に陥る。これを鎮圧すべく自衛隊は神室町周辺に「壁」を設置するが、それは残された生存者さえも隔離する絶望の壁となってしまう。死者に蹂躙され、行き場を失う住人達。感染者と称されるゾンビに噛まれ、増え続ける歩く死体。アジア最大の歓楽街は、死者によって制圧されていく。
龍が如く 維新! 2014年2月22日発売(PS3・PS4)
日本という国が大きく変わろうとしていた時代、幕末。
攘夷や倒幕という理想実現のため、大勢の志士たちが京に集まる中、世の中を変えるためでもなく、ただ復讐のためだけに生きる一人の男がいた。その名は「坂本龍馬」。
恩師の仇を捜すべく、素性を隠し京の街に潜伏する彼が行きついた先は、壬生狼と恐れられる最強の人斬り集団「新選組」だった。
龍馬は己の名を捨て「斎藤一」という偽りの名で、死と隣り合わせの潜入を決意する。
時代を駆け抜けた英雄・坂本龍馬、もう一つの伝説が今始まる。
クロヒョウ 龍が如く新章 2010年9月22日発売(PSP)
神室町に1人の少年がいた。少年の名は、「右京龍也」。「力こそがすべて」と信じ、暴力だけで生きていた少年は、高校中退後、神室町でケンカに明け暮れる日々を過ごしていた。
2010年9月。ある雨の日、龍也は中国系の闇金を襲うという大胆不敵な計画を画策する。この計画にあまりに無謀すぎると言い仲間たちが離れる中、彼は単身襲撃を試みる。しかし、そこにいたのは関東ヤクザを仕切る一大組織、東城会の直系九鬼組幹部・戸田直樹だった。
龍也に襲いかかる戸田。だが、龍也は戸田を圧倒。野獣のごとき強さで戸田を叩きのめした。勝利の高笑いをしていた龍也だったが、気がつくと戸田は血を流して息絶えていた…。
極道の幹部殺害により、東城会、警察に追われる身となった龍也は、神室町から逃亡しようとするが、九鬼組の組長・九鬼隆太郎に捕まり、とある場所に連れて行かれる。そこは、九鬼組が運営する非合法闘技場「ドラゴンヒート」であった。
「戸田殺しを見逃す代わりに、ドラゴンヒートで闘え」
九鬼にそう囁かれた龍也。それは、自由を奪われた少年の宿命であり、彼に選択の余地はなかった。
ただ勝ち続けること。
己の拳で運命を切り開くために、右京龍也は戦いの舞台に上がる。
クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編 2012年3月22日発売(PSP)
かつてドラゴンヒートで前人未到の10連勝を成し遂げた「右京龍也」。さらなる強さを追い求めた彼は単身日本を飛び出し、アメリカの地下格闘場で武者修行を続けていた。
新天地のアメリカでも圧倒的な強さとスター性を発揮し続けた龍也。そんな折、日本のボクシングジム会長にボクシングの才能を認められ、プロボクサーとしてデビューするチャンスを手に入れる。
自らの拳で輝かしい将来への第一歩を切り開いたはずの龍也だったが、心は満たされておらず苛立ちを感じていた。頭の整理がつかぬままプロデビューのため帰国の途に就き、誘われるように故郷・神室町に足を向けた。
神室町は変わらずきらびやかで、欲望と権力をが渦巻く様を見せていた。そこで龍也は、路地裏でチンピラに絡まれている一人の少年を助ける。少年はドラゴンヒートの若きファイターであった。
ドラゴンヒートの名を聞き、自分の中で忘れかけていたものを思い出す龍也。
そのドラゴンヒートが大阪・蒼天掘の地下格闘団体「阿修羅」の神室町進出により、壊滅の危機に陥る。
龍也は、新たにできた仲間たちのため、そしてかつて自分のすべてを懸けて戦っていたドラゴンヒートを守るため、輝かしい将来を捨て、再びドラゴンヒートのリングに上がる決意をする。
その裏で、神室町全体を巻き込む巨大な野望が動き出していた。
スピンオフ 評価
大まかに上記の作品を分けると
『龍が如く 見参!』と『龍が如く 維新!』が歴史もの
『龍が如く OF THE END』がゾンビもの
『クロヒョウ』シリーズは携帯ゲーム機の「龍が如く」作品で、登場人物は一新
といった感じです。
『龍が如く 見参!』
江戸時代が舞台となります。
桐生一馬にあたる人物は、「宮本武蔵」から名前を変え、「桐生一馬之介」となっています。
こちらは2008年のシリーズ作品でも古いものになりますが、ストーリーやミニゲームともに素晴らしい出来となっています。
評価を調べてみると特にストーリーが高評価に繋がっているようですね。
『龍が如く 維新!』
こちらは幕末の京が舞台となり、桐生一馬にあたる人物は「坂本龍馬」になります。
PS4でも発売された作品で、グラフィックはかなり綺麗です。
ですが、ストーリーは『龍が如く 見参!』の方が面白かったように感じます。
当然といえば当然ですが、バトルシステムに関しては、こちらの方が面白いですね。
刀・銃・素手などのスタイルが選べるシステムとなっています。
『龍が如く OF THE END』
『龍が如く4』のような主人公4人で構成されています。
桐生一馬、秋山駿、真島吾朗、郷田龍司の4人となり、シリーズファンの方には嬉しいチョイスですね。
4のその後の話となり、正統続編ではなく、IFストーリーです。
ゾンビものとなりますが、ガンアクションに関しては、システムが微妙な感じですので、あまり期待しないほうがいいでしょう。
ゾンビを倒す以外にもやれることはたくさんあるので、シリーズ恒例のミニゲームやサイドストーリーに期待している人も安心です。
「クロヒョウシリーズ」は、PSPながらもバトルシステムも良く、やり込み要素も多いので、中々面白い作品になっています。
2が続編ですので、順番にプレイすることをオススメします。
主人公が10代ということで、気にしている方も多いそうなのですが、どうしようもない不良がストーリーが進むにつれて成長していくところも見所となっており、ストーリー的にも面白い作品です。
特に高評価なのが戦闘システムです。PSPの格闘アクションゲームの中でもトップクラスに面白いと思うので、格闘アクション系のゲームを探している方にもオススメです。
ナンバリング作品のストーリーまとめはこちら
⇒龍が如くシリーズのストーリーや評価は?オススメまとめに総選挙も!
以上で『龍が如く』のスピンオフ作品の紹介を終わりたいと思います。
維新も良いけど見参もかなり面白かった
あれこそリメイクしてほしい