今回はガストから発売されている「アトリエシリーズ」のアーランドシリーズについて。
アトリエシリーズと言えば、最近だとネルケ、その前は不思議シリーズが制作されていますが、2019年3月20日に発売予定の『ルルアのアトリエ』はアーランドシリーズの4作目という事で初見だと少し分かりにくいと思います。
そこで今回は、「アーランドシリーズ」のストーリーや各作品の繋がりなどについてまとめていきます。
極力ネタバレは伏せています。
アーランドシリーズ
まずアーランドシリーズは3作で完結となっていました。
1作目:ロロナのアトリエ
2作目:トトリのアトリエ
3作目:メルルのアトリエ
そして4作目となるのが3月20日に発売予定の『ルルアのアトリエ』です。
最近だと『ルルアのアトリエ』の発売に向けてPS4/Switchでアーランドシリーズ3作「DX」が発売されています。
アーランドシリーズ3作がセットになっている「アトリエ ~アーランドの錬金術士1・2・3~ DX」も発売されているので、価格やシステム、グラフィック面から考えても今からプレイ予定の方はDX版を購入するのがおすすめです。
ストーリーの繋がり
アーランドシリーズはストーリーの繋がりが強いので、なるべく『ロロナのアトリエ』からプレイする事をおすすめします。
イメージ的にはキングダムハーツや軌跡シリーズのような感じですね。
例えば、
『トトリのアトリエ』は前作『ロロナのアトリエ』から5年後が舞台でトトリの錬金術の師匠としてロロナが登場。
他にも『ロロナのアトリエ』でパーティキャラだったステルクもパーティキャラとして登場し、クーデリアは冒険者ギルドの受付などロロナで登場した半分以上のキャラクターが登場します。
『メルルのアトリエ』でもトトリがメルルの師匠として登場し、ロロナで登場したけどトトリでは登場しなかったキャラクターなども登場。
もちろん『トトリのアトリエ』のキャラクターも登場します。
ですが、ストーリー面だけで見るのであれば、単体でも十分楽しむ事は可能です。
ロロナのアトリエのストーリー
『ロロナのアトリエ』ではロロナの師匠であるアストリッドは天才ですが怠け者で、そのせいでアトリエが閉鎖されそうになります。
そこでアストリッドはアトリエの名前を「ロロナのアトリエ」としてロロナにアトリエが閉鎖しないように王国からの依頼をクリアするように言い渡します。
そして本作は王国依頼のクリア評価のランクや街の人気度、仲間キャラとの友好度などで10以上のエンディングに分岐します。
アーランドシリーズでは時間制限があり、本筋となるストーリーはあるものの仲間キャラやサブキャラとのイベントを進める、錬金術をメインにプレイ、冒険をメインにプレイなどでプレイスタイルはプレイヤーに左右される作品です。ただ、トゥルーエンディングの条件は難しかったりするので周回プレイ前提のゲームとも言えますね。
後は『新ロロナのアトリエ』(DX版でも)から追加された新シナリオの「延長戦」ではトトリとメルルが未来からやってくるという続編のネタを含めたストーリーになっているので、アーランドシリーズを最初からプレイ予定の方は注意しましょう。
延長戦に入ったら一旦中断しておくというのも良いと思います。
トトリのアトリエのストーリー
『トトリのアトリエ』は『ロロナのアトリエ』から5年後が舞台。
前作ではアーランド王国でしたが、アーランド王国は近くの街や村と合併してアーランド共和国となっています。
アーランド共和国ができるまでの過程の話は『ロロナのアトリエ』で登場するジオというキャラクターが深くかかわってきます。
そして共和国となった際に地図が繋がらない、話し合いのために集まろうとしたら魔物に襲われるなどといった問題が起きた事で「冒険者」という職業ができたというのが冒頭です。
主人公であるトトリの母親は最初に冒険者になった1人で現在は行方不明。
アーランド共和国の端っこにある小さな村に住むトトリは、母親を探すため、アーランドまで冒険者の免許を取りに行くというお話になります。
序盤で冒険者の免許を取得し、それからは時間制限ありで冒険者の永久資格を取るために冒険者ランクを上げる、行ける場所を増やして母親を探すというのがメインのストーリーです。
こちらもロロナのアトリエと同じように、冒険者ランクの状況や仲間キャラとの友好度、サブキャラとのイベントなどでエンディングが10以上に分岐します。
メルルのアトリエのストーリー
『メルルのアトリエ』は『トトリのアトリエ』から1年後が舞台。
主人公のメルルはアールズ王国のお姫様です。
アールズは5年後にアーランド共和国と合併が予定されており、その準備として開拓事業に取り組んでいます。
メルルはアーランド共和国からアールズに派遣された錬金術士トトリに弟子入りしますが、父親に錬金術士になる事を反対されます。
しかしメルルの錬金術士になりたいという意思も強く、3年以内にアールズ王国の人口を3万人以上にする事を条件に錬金術を行う事を認められます。
こうしてメルルは錬金術を使っての開拓事業を始める事になるというお話です。
また、本編の序盤でアストリッドの若返りの薬のせいで8歳になったロロナが登場し、ロロナを元の姿に戻すというのもメイン級のお話になっています。
こちらも王国ランクや各キャラとの友好度などによってエンディングが10以上に分岐します。
まとめ
基本的には前作のトゥルーエンド後のストーリーで続いており、4作目となる『ルルアのアトリエ』もロロナを元の姿に戻せたエンディング後のお話になっていると思います。
ロロナは主人公の母親?として登場していますし、体験版のラストではメルル姫がいるというアールズへ向かうというところで終わりました。
他にも『トトリのアトリエ』で登場したピアニャがルルアの錬金術の師匠として登場し、ステルクなどアーランドシリーズお馴染みのキャラクターも登場するようです。
前3作との関連性は非常に強いと思うので、『ルルアのアトリエ』をプレイ予定の方は事前に調べておくorプレイしておいた方が楽しめるのは間違いありません。
以上で「アーランドシリーズ」のストーリーや繋がりなどについてを終わります。
ps3でしか出てない初代ロロナを中古で買ってみたけどデフォルメロロナがめちゃくちゃ可愛かった。