今回は『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』の感想について。
既に全クリして攻略記事もいくつか書いているので今更感もありますが、個人的にかなり面白いゲームだと思ったので記事にすることにしました。
ここでは『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』の評価・感想に加えてPS4版の情報についてもまとめていきます。
評価・感想
私は『イース』シリーズをプレイしたことがなく、何となく面白そうだったので購入しました。
前作との繋がりなどを仄めかすような会話もいくつかありましたが、前作もプレイしてみたいなと思う程度だったので、『イース』シリーズ未プレイの方も十分楽しめる内容となっていると思います。
こちらのジャンルはアクションRPGということで、アクションバトルが楽しいRPG作品です。
あらすじ
赤毛の冒険家アドル・クリスティンは客船のロンバルディア号にてエレシア大陸へと向かっていた。しかし、その旅の途中で巨大な海洋生物に襲われ船は沈没してしまう。海に投げ出されたアドルは九死に一生を得て呪われた島・セイレン島へと漂着する。この島には独自の進化を遂げた様々な生物が住みついていた。アドルは漂着した仲間とともに拠点となる村を築いていく。そして、アドルは夢の中で青い髪の少女・ダーナと出会う。アドルとダーナの冒険が描かれる。
今作ではW主人公と言われていますが、実質アドルが主人公みたいな感じでしたね。
ダーナを操作するパートが少しある程度で、主人公のセリフは全てプレイヤーの選択ですが、ダーナは個性的なキャラクターとして登場しているので、主人公という感覚は余りなかったです。
『イース8』で特に良かった点がアクション性です。
パーティは合計6人の中から3人を選んで決まることになるのですが、それぞれのキャラクターに「斬」「打」「射」の攻撃属性があり、それぞれの属性のキャラクターが2人ずつとなっています。
この攻撃属性が非常に重要で、柔らかい敵には「斬」、硬い敵には「打」、飛んでいる敵には「射」というように敵の属性によって攻撃ダメージが増減します。
このシステムのおかげでキャラクターの切り替えによる戦いが面白くなっており、弱点属性で攻撃している時の爽快感もあります。
最近のアクションゲームによくあるような敵の体力が高いだけ、敵の攻撃力が高いだけというものではなく、相手の攻撃パターンを読んで弱点を突いて攻撃するというようなテクニックが大切になります。
ジャスト回避をすると一定時間敵の動きがスローになったり、ジャストガードに成功すると一定時間こちらの攻撃がクリティカルになったりと上手く戦うことで爽快感が凄いですね。
それと攻撃のテンポが速く、敵のHPは少ないのでサクサクと戦うことが可能です。
と言っても敵が弱いわけではなく、『ダークソウル』のテンポ速い版のような感じで、ゴリ押しで戦っているといつの間にか体力が減っているという展開になります。
雑魚の攻撃も威力は高いので、しっかり回避してから攻撃というようにアクションゲームとして高い完成度となっています。
戦い以外でもマップの探索や漂流者を探して漂流村に人が集まってきた時の嬉しさなど冒険好きの方なら確実にハマるであろう要素が詰め込まれていますね。
後BGMが良いのもポイント高いです。
気になるストーリーですが、ネタバレになってしまうので余り書きませんが、個人的には普通に面白かったです。
好感の持てるキャラクターばかりなので、それも楽しめた要因だと思います。
特にリコッタがかなり可愛いです。
展開としてはファンタジー要素が高いですが、女主人公の過去や予想外の展開などもあり、アクションだけでなくストーリーも十分楽しめる内容に仕上がっています。
長々書いてしまいましたが、アクションRPG好きの方はもちろん、ゲーム好きの方なら誰でも楽しめるゲームだと思うので、気になっている方がいれば是非購入してみてください。
PS4版
『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』は、PS4版の発売も予定されており、PS4版の発売時期は2017年となっています。
発売までかなり間が空いているので、PSVita版をプレイする方が良いですね。
その分グラフィック向上や追加要素などがあれば嬉しいのですが、詳しい情報はまだ出ていないようです。
イースVIII -Lacrimosa of DANA- 攻略メニュー
以上で『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』の評価・感想についてを終わります。