今回は『あなたの四騎姫教導譚』のクリア後評価や感想について
『あなたの四騎姫教導譚』は2018年3月8日にPS4/PSVita/Switchで発売されたアクションRPGです。
私も発売日当日からプレイしていて、全てのエンディングを迎えました。
ということで今回は、『あなたの四騎姫教導譚』のクリア後の評価や感想、マルチエンディングの種類などについて書いていきたいと思います。
あなたの四騎姫教導譚 評価や感想
まず、今作の本編クリアまでの流れを簡単に書くと、
① 最初に4人の姫の教導を行う(最初は好きな姫を選び、次からは並び順)
② 4人の章が終わると任意で1人を選んで個別ルートへ
③ 姫の信頼Lvによって3種類のエンディングに分岐
④ エンディング後は周回プレイor全クリ前に戻る
本編は最初に4人の姫を1章ずつクリアして、その後で4人の姫から教導依頼が同時に届くので、自分の選んだキャラクターのルートへ分岐という形で進めていきます。
エンディングは各キャラクターに3種類(ノーマル/グッド/ベリーグッド)
その他に全姫味方エンディングという王道展開的なルートがあります。
私がプレイしていて思ったことは、
・全体的にボリューム不足
・チュートリアルが少なく育成要素が分かりにくい
・難易度が低すぎる
・キャラクターが魅力的
・BGMが良い
・やりこみ要素がない
・キャラクターが滅茶苦茶揺れる
・主人公の性格/性別による影響が少ない
合計でエンディングの種類は13種類ありますが、全てのエンディングを見るのに2日程度しか掛からず、全体的にボリューム不足感が否めません。
1周目は大体10時間程度で終了してしまうので、残りのエンディング回収も効率良く進めればあっという間です。
ゲームとしての難易度も低いため、アクションRPGですが戦略性はなく、拾った武器の中で一番強力な武器を装備して攻撃ボタン連打で大抵の敵は倒せます。
ボス級の敵が出現しても作戦(L1)で兵の攻撃力を上げれば一定時間攻撃力が約2倍になるので、全体を通して苦戦する事は全くありませんでした。
なので、姫を教導(戦闘中にL1+R1で褒める/叱る)してパラメータLvを上げて姫/主人公を強化していきますが、エンディング分岐に関わる信頼Lvの値を考えるだけで充分です。
エンディングを迎えた後は全クリ前に戻るかデータを引き継いで最初からプレイするかの選択肢が表示されます。
全クリ前に戻ると追加ミッションが発生するのですが、発生するのはサブミッションが3~4個と少なく速攻でクリア出来てしまうものばかり
本編進行中もサブミッションは数える程しか発生しなかったのでやり込み要素はほぼありませんでした。
全姫味方エンディングを見た後は何気に達成感がありましたが、個人的には誰かに強くおすすめ出来るという程の作品ではないですね。
主人公の性別や性格を変えられるものの、アドベンチャーパートのテキストの違いがあまりないのも残念でした。
周回プレイが前提なので違いがあったとしてもイベントをスキップしてしまうので大して意味がないというか・・・
ただ、序盤はそれ程でもないと思ったものの、最終的にストーリーは中々面白くてキャラクターも個性的だったのでストーリー重視の方は楽しめるかもしれません。
私の場合はゲームにはそこそこの難易度を求めてしまうため、難易度が低い本作はあまり合わなかったようです。
Amazonレビューでは割と高評価のような作品ですが、購入予定の方はボリュームが少ないという点を頭に入れておいた方が良さそうですね。
以上、『あなたの四騎姫教導譚』のクリア後評価や感想についてでした。