今回は3DS用ソフト『進撃の巨人2 未来の座標』の感想について書いていこうと思います。

本作は人気漫画『進撃の巨人』のアニメをベースに制作されたアクションゲームです。
前作となる『進撃の巨人 人類最後の翼』も発売されており、セーブデータ連動特典としてサイドストーリーをプレイする事ができます。
私も発売日に購入し、既に全ミッションをクリアしました。

そこで今回は、『進撃の巨人2 未来の座標』のクリア後評価や感想についてまとめていきます。

クリア後評価

本作はストーリーモードとワールドモードの2種類のモードがあります。

ストーリーモードでは1期のアニメ内容を追体験できる「人類最後の翼編」(ダイジェスト版)と2期のアニメ内容を追体験できる「未来の座標編」
そしてライナーやアニ視点でストーリーをプレイできるサイドストーリーもいくつか用意されています。

次にワールドモードでは、プレイヤーのキャラクターを作成し、ミッションで入手した資材を使用して拠点を強化していくモードです。
ミッションには通常ミッションと拠点ミッションの2種類があり、拠点ミッションでは自分の拠点をフィールドとして戦う事ができます。

拠点を強化していく過程で自分だけの兵団を作ることもでき、ミッション報酬で精鋭兵と呼ばれる原作キャラクターを入手する事も可能です。

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ストーリーモードは正直内容が薄い印象ですね。
アニメのシーンが使われてはいるものの10秒程度の非常に短いもので、ミッション内容は状況に合わせたものではありますが、アニメや漫画を読んでいるときほどの面白さはないでしょう。

アクション自体は面白く、立体機動装置の扱いに慣れてくると巨人をスムーズに倒すこともできて爽快感もあります。
かと言って簡単すぎるというほどでもなく、味方がいない状況で巨人に捕まってしまうと一発ゲームオーバーということもあって程々の難易度です。

ただ、ミッション自体が大抵5分も掛からないような短いものが多かったのが残念でした。

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ストーリーモードには物足りなさがありましたが、ワールドモードは普通に楽しめました
まず拠点の強化と兵団の作成の要素が良かったですね。
精鋭兵の原作キャラもエレンやリヴァイなどはもちろんのこと、エルヴィンやピクシス、ペトラなどのリヴァイ班など原作で登場した名前付きのキャラクターはほとんど登場しています。

拠点の強化も拠点ミッションでは司令部が巨人に破壊されてしまうとゲームオーバーになってしまうため、しっかり強化しておかないと司令部がすぐに破壊されてしまってクリアできないという状況になる可能性も十分あります。

ただ、こちらもマルチプレイで他のプレイヤーとプレイしようとするとミッション自体の内容が短くて手ごたえがないのが残念でしたね。
後は他のプレイヤーとミッションをしようとすると結成班というのを作成してから募集するため、ミッションが終わったら即解散というパターンが多いです。

本部でミッションを貼ってそこで班メンバーを募集し、ミッションクリア時に班のプレイヤー全員が本部に帰還といった感じの方がやりやすかったんじゃないでしょうか。
後は人口が純粋に少ないというのもありますが。

というのも2018年にPS4の『進撃の巨人2』が発売予定のため、アニメ2期のゲーム=PS4版と考えている方が多そうというのもありますね。

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実際、操作性も2016年に発売されたPS4『進撃の巨人』と似た部分がありますし、グラフィックなども当然PS4のものの方が上です。

3DS版とPS4版のどちらもアニメの内容を追体験する「進撃の巨人」のゲームなわけなので、当然PS4でプレイしようと考える人の方が多いのでしょう。

何はともあれ、プレイした感想としては3DSのアクションゲームの中では十分良作の部類になる仕上がりだったと思うので、「進撃の巨人」が好きな方はもちろん、原作を知らないけどアクションゲームが好きな方でも楽しめるのは間違いないと思います。

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以上で『進撃の巨人2 未来の座標』の感想についてを終わります。