今回は『アバターフロンティア』のクリア後評価について
本作は2023年12月7日に発売された映画『アバター』の世界観を舞台にしたオープンワールド作品で、先日本編をクリアしてサイド要素もある程度終わらせました。
そこで今回は、PS5ゲーム『アバターフロンティア』のクリア後評価や感想について書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
※『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』 – Games公式ストーリートレーラー
本作は2023年12月7日に発売されたオープンワールド作品で、2009年に公開された映画『アバター』の世界観を舞台にサレントゥ族の主人公を操作して物語を進めていきます。
私自身、アバターは公開された頃に一度観ただけでストーリーや世界観はほとんど覚えていなかったのですが、それでもオープンワールド作品として非常に楽しめました。
ストーリーとしては幼少の頃から人間の施設(RDA)で育った主人公が施設を脱出してパンドラの世界を救うというもので、本編のボリュームは約30時間~40時間程度はあると思います。
本作のエリアは大きく分けて3つあり、序盤エリア⇒中盤エリア⇒終盤エリアと各エリアに登場する部族のメインクエストを進めていくイメージです。
他作品と比べても本編のボリュームがある印象で、その他にもサイドクエストやアクティビティーの数が非常に多くありました。
サイド要素の内容としてはオープンワールドによくある敵(RDA)施設の破壊やメモ、オーディオログなどの収集品集め、各居住区などで発生するサイドクエストなどですね。
ジャンルとしてはFPSで使用出来る武器は長弓、重弓、短弓、投槍器などのパンドラの世界の武器+アサルトライフルとショットガンなどがあります。
本作には野生生物の狩猟や植物の採集で素材を入手して製作台から装備をクラフトするシステムがあり、野生生物は銃器で倒すと素材の採集が出来なくなるのでRDAには銃器、野生生物を狩猟する時には弓と使い分けて戦う感じです。
グラフィックは非常に綺麗で探索しているだけでも充分楽しめますし、メインストーリーの内容も“洋ゲーによくある意味不明なストーリー”とは違い分かりやすくて良かったです。
個人的にポイントが高かったのは「狩りの手引書」と呼ばれるもので、これには発見したパンドラに生息している野生生物や植物の詳細が登録されていきます。
野生生物や採集出来る植物から入手出来る素材にはレア度や品質があり、条件を満たした素材を入手して装備をクラフトすることで作成した装備の性能が大幅にアップするので素材集めが地味に楽しいです。
素材も様々な種類があって入手出来るバイオームやエリアが異なりますし、狩りの手引書に登録されている野生生物や植物の詳細も非常に丁寧に作り込まれています。
一応、豊富なサイド要素に狩猟や採集などの探索要素、武器防具のクラフトや複数のスキルツリーによる育成要素、時間経過による天候変化などオープンワールドゲームに求めている要素の大半は揃っていると思います。
強いて不満点を挙げるとすれば敵の種類が少ない(基本はAMPユニットと呼ばれる機体と雑魚兵士のみ)ので、戦闘面は単調かなと思いました。
ただ、本編+サイド要素のボリュームがかなりあるので探索重視のオープンワールドゲームとしては良作~神ゲーと言っても過言ではない印象です。
アバター好きな方はもちろんですが、個人的には探索が面白いオープンワールドという印象が強いので、同じく探索重視のオープンワールドが好きな方はハマれるかと思います。
ちなみに、約70時間程度プレイしていますが、アプリケーションエラーが1回+地面のすり抜けバグが1回とバグやアプエラは少なく快適にプレイ出来ています。
また、本作は最大2人までの協力プレイが可能でフレンドと少し試したところラグはほとんど感じず快適にプレイ出来たので、フレンドと遊べるゲームを探している方にもおすすめです。
以上で『アバターフロンティア』のクリア後評価や感想についてを終わります。