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『コナンアウトキャスト』は『ARK: Survival Evolved』に似ているオープンワールド型のサバイバルアクションゲームです。

日本語版である『コナンアウトキャスト』は8月23日に発売予定ですが、海外版『Conan Exiles』は5月8日に発売されています。
※ゲームタイトルに違いはあるものの内容は同じ

そこで今回は、『コナンアウトキャスト』の評価や感想に加え、バグやARKとの違いについて書いていきたいと思います。

アウトキャストとエグザイル

本作は既に海外版『Conan Exiles(コナン エグザイル)』が5月8日に発売されています。
エグザイルズの日本語版『コナン アウトキャスト』が8月23日に発売予定

詳しくは分からないのですが、タイトルが違うのは著作権的な問題のせい(?)でゲーム内容に違いはないとのこと

ちなみに、海外版『Conan Exiles(コナン エグザイル)』は日本語字幕に対応しているため、輸入版を購入しても特に問題なくプレイ出来ます。

 

ARKとの違い

本作は人気サバイバルサクション『ARK: Survival Evolved』とゲーム内容が似ているオープンワールド+オンラインによる多人数参加型サバイバルということで『ARK』との違いが気になる方も多いと思います。

私がプレイしてみて大きな違いを挙げるとすれば、
・モンスターはテイム出来ず、NPCを奴隷にする
・よじ登り機能があり、どこでも登れる
・敵の死体から手に入れる素材が重要
・PvP時、ARKに比べて他プレイヤーの建造物の破壊が難しい
・加工素材の数が多く複雑
・オンラインにサーバー移動がない(?)
・銃火器やオートタレット、電気系の建造物がない
・ベッドと寝具のリスポーンが2箇所まで
・武器の種類が多くアクション性がある
・水の中に入ればどんな敵からも逃げられる
・公式サーバーに建造物に攻撃可能な時間帯がある

他にも色々とあると思いますが、パッと思いつくのは上記のような感じです。

ARKでは出現するほとんどの恐竜をテイムして騎乗したり追従させることが出来ましたが、Conanでは出現するモンスター系は一切テイム出来ず、NPCを奴隷に出来るだけです。
奴隷にしたNPCは戦士などは一人まで追従可能、職種によっては設備に配置して利用します。
コナンアウトキャスト,奴隷

なので、ARKのように素早い生物や飛行生物に騎乗して効率良く世界を探索することは出来ません。

作成が難しいですが「地図の部屋」と呼ばれる建造物を作成することで世界中にある同調したオベリスク(10個)にテレポートが可能になりますが、それまでは自分の拠点から遠出するのが難しい印象ですね。

リスポーン地点もARKとは異なり、最後にセットしたベッドor寝具orゲーム開始地点の3種類しか選べません。
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建築などに利用する素材の量も多く、ARKの場合、大抵の強力な装備や建造物は「金属のインゴット」+αで作成が可能でした。
ですが、Conanには「鉄」の次に「鉄」+「鋼炎剤」で「鋼」、「鋼」の次に「鋼」+「硫黄」で「硬化鋼」
他にも「星界鋼鉱石」+「硫黄」+「黒氷」で「星界鋼」、「鉄×2」で「鉄の補強材」、「鋼×2」で「鋼の補強材」など

鉱石系だけでも多くの種類があり、倒した死体から手に入れる皮でも「獣皮」「厚い獣皮」、獣皮を加工して作成する「皮革」、「厚皮革」などなど
ARKに比べると素材を加工するための生産設備の数や素材の種類が非常に多いのも特徴です。

その他、オンラインのPvPで他プレイヤーの建造物を破壊するのが難しいのも大きな特徴です。
ARKではC4やロケランを使えば他プレイヤーの建造物は金属拠点でも簡単に破壊出来ましたが、Conanでは砂岩(最低ランクの拠点)でも破壊するのが難しいです。

高ランクのツルハシや斧でも割と時間が掛かるため、基本は投石器や爆発ツボ、神の召喚で拠点を破壊することになるのですが、それらは必要素材を集めるのが大変なので「小さな拠点を破壊するのに使うのは勿体ない」となるでしょう。

ARKの場合は極端な話、強力な恐竜を連れて行けば素材の消費なしで金属拠点も破壊出来たので

上記に加え、公式サーバーにはPvPダメージ制限があり、アジアサーバーだと17:00~23:00の時間帯でなければ建造物に攻撃出来ないといった設定もあるためPvPの勝手はかなり違いがあります。
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銃火器(ピストルやショットガン)や敵を自動で迎撃する「オートタレット」などがないのも大きな違いですね。
Conanでは近接武器(剣、槍、両手剣、メイス、短剣など)がメインで遠距離武器は弓ぐらいしかありません。

照明やタレットなどの電気系のアイテムもないので、電気系の建造物に期待している方は注意が必要です。

それから、今後のアップデートで追加される可能性はありますが、現時点ではサーバー移動がないので一度決めたサーバーが嫌になった場合は別サーバーで最初からプレイしなければなりません。
※ARKでは自分の恐竜やアイテムをサーバーにアップロードして別サーバーに移動することが可能

賛否両論あると思いますがARKでは強い恐竜を連れてサーバーを移動し、あらかた拠点を破壊してから自分のサーバーに戻る荒らしもいたので、この点は個人的には良いと思います。

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評価や感想 バグについて

ARKとの違いが少し長くなってしまいましたが、『コナンアウトキャスト』をプレイしてみた感想としては全体的に冒険要素が強く面白いもののバグが多いという印象です。

ダンジョンにいるボスエリアに新たな装備を作成するためのレシピがあり、ボスから手に入る素材も使うためダンジョン攻略が何気に面白いです。
敵の集落からは加工素材が手に入る他、奴隷にもレベルがあるため奴隷探しなど探索要素が強いのも良いですね。

ただ、敵の動きがおかしかったりバグが多過ぎるのが気になりました。
・死体がずっと立った状態
・土台などを設置しても設置されずに消費だけする
・自分の死体が消える
・奴隷を引きずっている時に突然消える
・クランを作成すると(?)自分の奴隷が敵対する

アクション性を強くしている作品なのに敵の動きがラグい感じなので、あまり戦闘が面白くは感じません。

ARKと同じく殺された場合は自分の死体が残るのですが、ARKのように光の柱が出現しないため、自分が死んだ位置を正確に覚えていないと見つけるのが困難(MAPに死亡地点の表記はあり)なのも微妙ですね。
それに加えて確実に死んだ場所に来たにも関わらず死体がない時も何度かあったため、とてもイラつくことがありました。

その他、土台を設置したのに土台だけ消費されて設置されない、設置可能な場所なのに寝具が設置出来ない、といったことも何度かありました。

ARKは岩の隙間に挟まって身動きが出来ない、といったバグはありましたがConanはARKに比べバグが非常に多いです。

上記でも書いたようにオンライン時はPvPサーバーでも建築に専念出来るのでプレイヤー同士の争いは少なく何気に平和です。
サーバー移動が出来ないのでサーバーを移動して荒らすプレイヤーがいないのと、やはり敵拠点を破壊するために必要な素材が多いため自分で集めた方が早いというのも理由だと思います。

なので、プレイヤー同士で争いたくはなく大きな拠点作りや冒険がしたいという方には『コナンアウトキャスト』
恐竜をテイムして乗り回したり他プレイヤーの拠点を破壊したいという好戦的な方には『ARK』がおすすめ

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以上、『コナンアウトキャスト』の評価や感想についてでした。