今回は『Dolmen』のクリア後評価や感想について

本作は2022年5月20日に発売された高難易度アクションRPGで、ソウルシリーズに似たマルチ可能なゲームですが全体的にボリューム不足&やり込み要素がない残念な作品でした。

そこで今回は『Dolmen/ドルメン』のクリア後評価や感想、全体的なボリュームやマルチプレイについて書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※Dolmen – Launch Trailer [JP]

本作はブラジルの「Massive Work Studio」開発の高難易度アクションRPGで、ソウルシリーズにシステムが似たタイプのマルチプレイが可能な作品になっています。

ただ、前情報を詳しく調べていなかったのが悪いのですが、マルチプレイはダンジョン内ではなくボス戦のみでオマケ程度でしかありませんでした。

また、ダンジョンの数が少なく本編はボリューム不足、クリア後のやり込み要素もほとんどないという個人的にはかなり残念な印象がある作品です。

特徴を簡単に書くと、
・ステージは廃棄場/荒地/旧研究所の3つ
※それぞれが複数のエリアに分かれていて各エリアにボス
・ボスは全部で9体
・ストーリーは面白くない
・難易度はそこそこ難しい程度
・マルチプレイのシステムが微妙
・サイド要素はほとんどなし
・クリア後のやり込み要素&周回プレイもない

まず、本作はゲーム開始後に廃棄場からスタートして荒地⇒旧研究所と進めて行くことになりますが、各エリアは短めで大体が道なり、複雑なギミックはなくボスも合計で9体しかいません。


難易度はそこそこ難しいですが、銃による遠距離攻撃とエナジーモードの使い分けに慣れてくればそこまで苦戦することもなく記事を書いていなければ約15時間程度で全クリ出来るかな、という印象です。

本編クリア後はラスボス前のビーコン(ソウルで言う篝火)から再開で周回プレイはなし、クリア後の追加要素もなしとやり込み要素はほとんどありませんでした。

トロフィーに全ての近接武器の作成、全ての遠距離武器の作成、全ての防具の作成があるので強いて挙げるとすれば作業感の強い素材集めがクリア後のやり込み要素といったところですね。

育成要素はソウルシリーズと似たようなステ振りがあり、自身の能力値で武器や防具を装備、装備品には種類が少ないですが近接武器と遠距離武器があります。


装備は敵を倒して手に入れた素材でクラフトすることになりますが、クリア後のやり込み要素がないので装備を集める楽しみはないです。

サイド要素も各地にいるドリラー(生存者)を見つける程度しかなく、ドリラーを見つけてもクエストが発生するわけではなく会話してアイテムを貰うだけ

しかも会話時のセリフが全員「ありがとう、これを持っていって」なので手抜き感が強いです。


マルチプレイは敵を倒した時に確率で入手出来る「ドルメンの欠片」を3個消費してボスをリスポーン⇒部屋を作成するor他プレイヤーの部屋に「ドルメンの欠片」を1個消費して参加する形になります。

ただ、上記でも書いているようにマルチプレイはボス戦エリア前にある装置または宇宙船のNPCからプレイすることになり、ダンジョンを一緒に探索出来るわけではなくボス戦部分しかプレイすることが出来ません。

この手のゲームはダンジョンの道中を一緒に探索するのも重要な要素なので、マルチ可能なのがボス戦のみなのは正直面白くないですね。


その上、おそらくバグですがソロでボスをリスポーンした時にプレイヤーが透明状態になるのでまともにプレイすることが出来ませんでした。
追記:↑のバグはボス戦前のイベントを全て見ると治る?ようでした。

あとは「ドルメンの欠片」が何故か死亡時にドロップされるアイテムなのも謎です。

とりあえず上記のような感じで、システム面は微妙&ストーリーも洋ゲーにありがちな面白味のないものなので誰かにおすすめ出来るゲームではないです。

Dolmen 攻略メニュー

以上で『Dolmen/ドルメン』のクリア後評価や感想についてを終わります。