今回は『レムナントフロムアッシュ』のクリア後評価や感想について
本作は2020年6月25日に発売された高難易度TPSです。
最大3人までのオンライン協力プレイが可能ですが、本編のボリュームは少なめでした。
そこで今回は、『レムナントフロムアッシュ』のクリア後評価や感想、オンライン協力プレイについて書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
『レムナントフロムアッシュ』は2019年8月に北米版が発売されている高難易度のTPSで、2020年6月25日に日本語版が発売されました。
本作では拠点となるWard13の他に地球/ローム/コーサス/ヤエシャの4つのエリア+ラスボスが出現するWard17があります。
そして、本作は地球/ローム/コーサス/ヤエシャはMAPが自動生成となり、各エリアの構造や出現するボス、ダンジョン、イベントなどがプレイヤーによって変わるのが特徴です。
オンライン協力プレイは最大3人までの協力プレイが可能
協力プレイ時はホストの世界に移動することになり、『ダークソウル』のように死亡すると元の世界に戻るのではなく“接続を切らない限りはいつまでも一緒にプレイ”することが出来ます。
手に入れたアイテムや武器の共有に加え、各エリアの移動や拠点に帰還時など常に一緒にプレイ出来るため、フレンドと遊べるゲームとしてはダクソ系よりも遊びやすい印象ですね。
また、タイトル画面からクイック参加やセッション検索が行えるので、フレンド以外のプレイヤーの世界に入っての気軽な協力プレイも出来ます。
プレイした感想としては、
・キャラクリが悪い
・MAPの自動生成が微妙
・難易度はそこまで高くない
・育成要素は面白い
・ボスの種類が多い
・協力プレイが出来るゲームとしては良作
・ストーリーは面白くない
自動生成というシステムが理由だとは思いますが、基本的に攻略するMAPは5つとなるため本編自体のボリュームは少なめで約15時間もあればエンディングまで行けると思います。
ダンジョンの自動生成に関しては人によって好みが分かれると思いますが、個人的には微妙な感じでした。
理由としては各エリアのダンジョンやボスもランダムで変化するため、ボス素材で作成する武器やMODで手に入らないものがあったり、NPCイベントで進まないものがあるのが理由です。
周回プレイが前提のゲームなので周回すれば良いだけとも言えますが、私の場合は2周目をクリアした段階で遭遇出来ていないボスもいて、その周で遭遇出来ないボスがいるという事自体が面倒に感じますね。
一応、各エリアの短いダンジョンを自動生成する「アドベンチャーモードの作成」も存在するためシステムが悪いとまでは思いませんが、前提として自動生成にする必要があったのかな、という印象が強いです。
育成要素は割と良く出来ていて、
・武器はロングガン/ハンドガン/近接武器の3種類
・武器にはMODを装備して特殊なスキルを使用出来る
・武器の他に防具、アミュレット、リング×2を装備可能
・トレイト(パッシブスキル的な能力)の強化
武器は素材を消費して最大Lv20(ボス武器は最大Lv10)まで強化出来るなど
特に武器MODは様々な効果があって面白いです。
ただ、武器の最大Lvが20までなので強化の限界が来るのが早い気がしました。
ボスエリアは白い霧に入るとボス戦という流れなのでダクソ系に良く似ていますね。
また、MAPは少ないですが自動生成で出現するボスが変わるためボスの種類はかなり多いです。
その他に気になった点で言えばストーリーが全く面白くなかったことでしょうか
タイトル画面のBGMや拠点の雰囲気は悪くないのですが、意味の分からない単語がたくさん出て来たり説明不足な部分が多いので、正直プレイヤーの置いてけぼり感が強いです。
NPCとの会話をしっかり聞けば各エリアの状況や世界観が多少分かるものの、残念ながら面白いとは思えませんでした。
ただ、銃器による戦闘は中毒性があり面白く、オンライン協力プレイが遊びやすいという点も個人的にはポイントが高いです。
そのため、総合的に見ればフレンドと一緒に遊べるゲームとしては良作の印象ですね。
ちなみに本作は高難易度ゲームではありますが、やはり銃器による遠距離攻撃が可能なので難易度「ノーマル」だと大して難しくはなく、ゲーム慣れしている方なら楽にクリア出来る印象はありました。
とは言え、本作では難易度が「ノーマル」「ハード」「ナイトメア」「アポカリプス」と高難易度の種類が多いので、ハマれる方なら何周もプレイして楽しめると思います。
以上で『レムナントフロムアッシュ』のクリア後評価や感想についてを終わります。