今回はPS4『アベンジャーズ』のクリア後評価について

本作は2020年9月4日に発売されたアベンジャーズのゲーム作品です。
最大4人までのマルチプレイに対応していて一人用のキャンペーンもあります。

そこで今回は、『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』のクリア後評価や感想、オンライン要素について書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※CGトレーラー

本作は2020年9月4日にスクウェア・エニックスから発売された「アベンジャーズ」のオリジナルストーリーが展開されるアクションアドベンチャーです。

世界観としては「アベンジャーズ」がテロの阻止に失敗した責任を問われて引退し、その後、スーパーヒーローに頼る風潮を否定して科学技術で新たな社会を築こうとする大企業A.I.M.が強大な権力を持つようになった世界が舞台です。

ゲーム序盤でテロの阻止に失敗して数年が経過し、主人公「ミズ・マーベル(カマラ・カーン)」がアベンジャーズを再結集させて大企業A.I.M.と戦っていく物語が描かれます。


現時点で使用出来るヒーローは6名
※アイアンマン、ハルク、ウィドウ、ソー、キャプテン・アメリカ、ミズ・マーベル

また、今後のアップデートにて上記以外のヒーローであるケイト・ビショップ、ホークアイ、スパイダーマンの追加も決まっています。

そして、ゲーム本編の流れですが、本作には一人用の「キャンペーン」と最大4人までのオンライン協力が可能な「アベンジャーズ・イニシアティブ」があります。

キャンペーンではミズ・マーベルが主人公となり、マルチプレイ用のミッションとは少し異なるステージ(基本一本道)を進めていくことになります。


ストーリーを進めてヒーローを仲間にすることで、ストーリーの進行状況に合わせて操作するヒーローが自動的に変わっていくという感じです。

キャンペーンのボリュームは約15時間程度で、マルチプレイ用ミッションをスルーすれば割と短時間でクリア出来ますが、この手の作品にしてはそこそこのボリュームがありました。

ストーリー内容は王道展開で、かなり面白かったとは言えないものの安定の面白さはあり、アベンジャーズのヒーローが好きな方なら満足出来ると思います。

本編をクリアするとウォー・テーブルから受注可能なマルチプレイ用のミッション(アベンジャーズ・イニシアティブ)を進めていくことになり、ヒーローのレベル上げや装備集めがメインになります。


装備は入手したギアを集めて装備することでヒーローのパワーを上昇させていくもので、『デスティニー』や『ディビジョン』などと同じく拾った装備毎にパワー、パーク、属性値が異なるタイプのものです。

また、各ヒーロー毎にレベルが用意されていて、レベルアップ時に獲得出来るスキルポイントを消費してスキルを習得すると新たなコンボや攻撃技を習得することが出来ます。


バトルシステムは三人称視点で、ヒーロー毎に操作性がかなり違い、テイクダウンや遠距離攻撃、回避など良く作られているのでバトル自体は普通に楽しいです。

また、各ミッションではオフラインでプレイ時でも仲間キャラクターを3人まで選択して連れて行くことが出来るので、協力プレイに興味がない方でも一人で充分楽しめます。

グラが綺麗でイベント時にカクカクする場面があったものの、基本的に大きなバグには遭遇していませんし、全体的なゲームシステムは良く作り込まれている印象ですね。

拠点内にはデイリーミッション・任務を受注出来るNPCがいる他、装飾アイテム(ヒーローの外見、エモート、ネームプレート)といったオンラインならではのやり込み要素もあります。


ミッションはチャレンジレート(難易度)が4段階あり、難易度によって攻略難度が大きく変化するのでフレンドと一緒にプレイ予定の方なら長期的に楽しめると思います。

ただ、不満という程ではないですが各ミッションの内容が、
・目的地で全ての敵を倒す
・目的地で指定されたオブジェクトを破壊する
・目的地で指定されたエリアを制圧する

基本的には上記の内容の繰り返しなので、個人的には飽きが来るのが早い気がしました。

とは言え、今後のアップデートは無料で行われ、ストーリーモードや新ヒーローが追加されていくということなので、長期的に遊べるコンテンツとしては良作の部類でしょう。

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以上でPS4『アベンジャーズ』のクリア後評価や感想を終わります。