今回は『神獄塔メアリスケルターFinale』のクリア後評価や感想について

本作は2020年11月5日に発売された『メアリスケルター』シリーズの完結作です。
ダンジョン数が少ないものの本編のボリュームが割とありクリアまでに日数が掛かってしまいましたが、やっとエンディングを迎えました。

そこで今回は、『神獄塔メアリスケルターFinale』のクリア後評価や感想、全体的なボリューム等について書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※ティザームービー

本作は『メアリスケルター』シリーズの三部作目にして最終章となる作品です。

ストーリーは前作のエンディング直後の物語(ゲーム開始後のイベントが地上に出てすぐのシーン)なので前作との繋がりはかなり強いです。


また、大まかなシステムは前作とあまり変わりませんが、大きな違いとして本作では主人公クラスのキャラ3名のグループを切り替えながらダンジョンを進めていくことになります。

主人公クラスのキャラはメアリガン持ちの3名で、

リーダー パーティメンバー
ジャック アリス、つう、人魚姫、シャーロット、メアリー
くらら ラプンツェル、眠り姫、シラ、グレーテル、ハーメルン
ジュウ 赤ずきん、親指姫、白雪姫、シンデレラ、かぐや姫

上記のような組み合わせで本編クリアまでパーティメンバーは固定です。

本編自体は第1章~第5章(最終章)まであり、第1章はチュートリアル的なダンジョンが各グループ毎に1つずつの合計3つ用意されています。

そのため、1章は各グループごとに監獄塔を突破しますが、第2章以降は各グループで同じ監獄塔をグループを切り替えながら進めていくことになります。


各グループでフロア毎に探索エリアが違い、他作品でもよく見かける探索時に進行不可になったら別グループでレバー操作や鍵入手で道を切り開く、という感じのものですね。

3グループを切り替えながら進めるため複雑になりそうではありますが、基本全グループで1階ずつ進めていくように出来ていて、進行不可のグループは切替画面にヘルプ表示がされるためそこまで複雑ではないです。

ストーリーは序盤から超展開なので好みが分かれそうですが、前作(1と2)も本筋の展開としては割とぶっ飛んでた印象なので前作が楽しめた方なら楽しめると思います。


また、この手の作品はキャラゲー要素の方が強く、本作でも各キャラに好感度によるサブイベントが用意されているのでキャラゲーとして楽しんでいた方は満足出来るでしょう。

バトルシステムは前作と大して変わらず、ジェノサイド化、ブラッドスケルター化、職業変更というようにメアリスケルター2とほぼ変わっていません。

グループが3つあるのでキャラ育成をグループ毎に考えなければならないのが少し面倒でしたが、キャラ育成が好きな人はハマれるかと思います。

ただ、難易度「NORMAL」でも雑魚敵の中に極端な強敵が混ざっていたり、ボスが基本的に全体攻撃ばかりで初見殺しのボスもいたりと、ストレスが溜まる場面が何度かありました。

雑魚敵の中に全体攻撃+2回行動の敵がいて、その敵に不意打ちを受けると何も出来ずに全滅してゲームオーバーだったり、ボスの中に全体に即死付与がいて対策しなければ負け確定といった感じですね。

一応、装備の中には敵の不意打ちを受けなくなるだったり、即死無効の装備があるなど対策は出来るので理不尽というわけではないのですが…

あとは本作では本編クリア後はラスボス直前から再スタートとなり、裏ダンジョン的なやり込み要素はありませんでした。

本編自体が結構なボリュームだったのでボリューム不足ということは決してないですが、クリア後のやり込み要素を期待している方はあらかじめ頭に入れておいた方が良さそうです。

とりあえず、私自身は本編クリアまで楽しんでプレイ出来ており、前作の1と2で満足出来た方であれば楽しんでプレイ出来ると思うので購入して損はないと思います。

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以上で『神獄塔メアリスケルターFinale』のクリア後評価な感想についてを終わります。