今回は『ワーウルフジアポカリプス』のクリア後評価について

本作は2021年4月22日に発売されたアクションRPGで、全体的にボリュームが少なく既にトロコンも完了しましたが、ゲームシステムに不親切な面が目立つような作品でした。

そこで今回は、『ワーウルフジアポカリプス』のクリア後評価や感想について書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』ローンチトレーラー

本作は人型/狼型/人狼型の3つの姿を使い分けてミッションを進めていくアクションRPGです。

ストーリーあらすじ
腐蝕や滅亡の象徴「ワーム」によって衰弱する地球を救うため、一人の英雄が立ち上がる。主人公はワーウルフ一族の誇り高き戦士、母なる地球の守護者であったカハル。

彼は怒りに飲まれ同胞を手にかけたことから、一族を離れて贖罪の旅を続けていた。カハルは消息不明の娘を探す道中でかつての仲間が危険に晒されていることを知り、彼らを救うために再び古巣へ舞い戻る。

3つの姿を使い分けてミッションを進めるスタイルは新鮮で面白いと思いますが、個人的には全体的なボリューム不足&不親切なゲームシステムが目立つ残念な作品という印象でした。

まずはボリューム不足に関してですが、本作はプロローグを除くとミッションが8つ(細かく分けると15)しかないので、本編クリアまでに10時間も掛かりません。

各ミッションの内容も3つの姿を使い分ける必要はなく、敵出現エリアに到着したら人狼型(クリノス)で全員倒すor狼型(ルーパス)で気付かれないように次のエリアに進むの繰り返しで戦略性が全くないです。


人型(ホミッド)で会話出来る箇所も少しはありますが、基本的には人狼型で皆殺しにして次のエリア⇒皆殺しにして次のエリアの繰り返しで目的地に向かうだけです。

また、敵出現エリアは各部屋で隔離されている感じで、すぐ隣の部屋で暴れても隣の部屋に移動するとステルス状態に戻るのでステルスの重要性がイマイチ感じられないのも残念でした。


戦闘に関してもトレーラーにあるような動きはあまりなく、剛重の構えで殴りまくっていれば楽に倒せるので作業感が強いですし…

その他、本作は本編クリア後の追加要素やチャプター選択がないのが気になりました。
※ラスボス直前のチェックポイントから再スタートなので最初からやり直すしかない

本作は下記のような見逃しやすい要素もあるので、
・全ての精霊(134体)を集めると獲得出来るトロフィー
※各ミッションで取得済みの精霊を確認出来ない
・見逃しやすいサイドミッションがある(トロフィー関連)

本編クリア後にチャプター選択がないのはシステム的に不親切な印象が強いですね。

特に精霊に関しては全ての精霊獲得トロフィーがあるのに各ミッションに何体いるのか分からない&取得済みの精霊の数も確認出来ないので、個人で集めるのはかなり無理がある気がします。

正直、ボリューム不足も大きな理由だと思いますがストーリーも大して面白いとは感じられなかったので、ストーリー・システムのどちらを取っても微妙な作品です。

ワーウルフジアポカリプス 攻略メニュー

以上で『ワーウルフジアポカリプス』のクリア後評価や感想についてを終わります。