今回は『カリギュラ オーバードーズ』のクリア後評価や感想について

『カリギュラ オーバードーズ』はPSVita版に追加シナリオや新キャラクターを追加した完全版で、2018年5月17日にPS4用ソフトとして発売されました。

そこで今回は、『カリギュラ オーバードーズ』のクリア後評価や感想、PSVita版との違いなどについて書いていきたいと思います。

カリギュラODのクリア後評価や感想

まず、PSVita版に追加された要素を簡単に書くと、
・主人公の性別に女性追加
・帰宅部に新キャラ2名追加
・楽士に新キャラ2名追加
・楽士ルートの追加
・マルチエンディング
・システムの改善

大きく異なるのは主人公の性別選択と新たなシナリオの追加という点です。
・本編に新たな楽士であるStork編と梔子編のシナリオ
・帰宅部に追加された琵琶坂永至と天本彩声のキャラクターエピソード
・楽士ルートに分岐後、楽士がパーティに加入&楽士のキャラクターエピソード
・楽士ルートに分岐するとエンディング前の選択肢で楽士エンドと帰宅部エンドのどちらかに分岐

ただ、楽士ルートのおおまかな内容は帰宅部ルートと同じで、帰宅部ルートの合間合間に楽士として行動する章が挟まれているという感じです。
帰宅部ルート
Stork編⇒少年ドール編⇒梔子編⇒ミレイ編⇒イケP編~
楽士ルート
Stork編⇒吉志舞高校編(楽士)⇒少年ドール編⇒宮比温泉物語編(楽士)⇒梔子編⇒ミレイ編⇒市立図書館編(楽士)イケP編~

参考までに~編の順番を帰宅部と楽士で比べると上記のような流れになります。

エンディングも本来のエンディング+楽士エンドが1つということで楽士ルートに入ることでシナリオが大きく変わるということはありませんでした。
とは言え、本来は敵である楽士達がパーティに加わる+楽士のキャラエピソードは魅力的なのでPSVita版プレイ済みの方でも十分楽しめる内容になっています。

それから、新たな楽士2名にそれぞれの曲と主人公が楽士として活動する時に流れる曲があります。

私がプレイしてみた感想としてはシステムの改善により全体的にプレイしやすくなっていて、追加シナリオも面白いので楽しくプレイ出来ています。

不満点を言えば戦闘の難易度がPSVita版に比べて大きく下がっているという点です。
スティグマのステータスアップが大きいので拾ったスティグマで効果の高いものを装備していればボス戦もかなり余裕で倒せてしまいます。

しかし、いつでも難易度変更でHARDを選ぶことが出来るので物足りなく感じる方はシステムから難易度を変更すれば問題なく楽しめるでしょう。

初見プレイの方の中には、
・戦闘のテンポが悪い
・装備強化がない
・戦闘中に敵を倒したあとも攻撃し続けて空振りする
・ロードが少し長い
などの不満点を挙げている方もいました。

私としても上記の点は少し改善して欲しかったと思いますが、それよりもシステムが悪かったPSVita版を楽しくプレイ出来ていた方なら問題なく楽しめると思います。

システムを除けばストーリー・BGM・キャラクター・世界観の完成度は高く、RPGの中では良作に入る部類でしょう。

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以上、『カリギュラ オーバードーズ』のクリア後評価や感想についてでした。