今回は『ザサージ2』のクリア後評価や感想について
『ザサージ2』は2019年12月19日に発売された『ザサージ』の続編です。
前作とは違い主人公のキャラクリが可能でシステム面にも違いありました。
そこで今回は、『The Surge2(ザ サージ2)』の本編クリア後評価や感想、前作主人公や違いについて書いていきたいと思います。
本編クリア後評価や感想
まず、『ザサージ2』は2017年11月に発売された『ザサージ』の続編です。
前作の世界観やストーリーを引き継いでいますが、前作未プレイの方でも問題なく楽しめます。
ただ、前作主人公ウォーレンがクエストで登場したり武器やメッドベイに前作ネタが含まれているので、なるべく前作をプレイしてから始める方が楽しめるかと思います。
本作では主人公をキャラクリで決めることが出来るのですが、予想通りというか洋ゲーなので大してバリエーションはなく良い感じのキャラは作れそうにありませんでした。
プレイしてみた感想としては、
・難易度は前作よりも高め
・バッテリー充電システムが微妙
・2周目の敵の配置が理不尽
・クエストがシンプルになっている
・ストーリーは面白くない
・前作よりもボリュームがある
個人的に前作と違うと感じたのはマップの作りで、本作ではジェリコシティ中心部と呼ばれるエリアから様々な場所に移動出来ます。
そのため、本編進行中に目的地を自分で探さなければいけない場面がいくつかあり、分かりにくいと言ったらそれまでですが、探索要素は前作よりも強めに感じました。
戦闘面は武器の種類が増えているので面白いのですが、個人的にはインプラントの回復・バフにバッテリーを使用する点が微妙な印象です。
前作ではバッテリー(エネルギー)はドローンモジュールの使用や特定の回復インプラントなどに使用するだけで基本的な回復行動にバッテリーは必要ありませんでした。
ただ、本作ではバフを使用する時に加え基本的な回復にも画面下部のバッテリーを1ゲージ消費します。
その上、メッドベイで補充出来る回数と最大補充回数が別になっているためボス戦前にバッテリーを溜めなければボス戦が不利になるという面倒なシステムになっています。
バッテリーは敵に攻撃すると溜まっていくものの放置していると消滅し、敵の部位を切断する時にもバッテリーが1ゲージ必要なのでかなりやりにくくなった印象です。
その他、前作はタイミング良くガードで敵の攻撃を弾き、ガード中にスティック入力でジャンプ、しゃがみ行動でしたが本作ではここにも違いがあります。
本作では敵の攻撃に合わせて回避ボタン短押しで回避orジャンプを自動的に行ってくれます。
そしてガード時に敵の攻撃を弾く際は、方向回避と呼ばれる上下左右にスティックを入力して敵の攻撃の方向に合わせてパリィ的なことをしなければなりません。
※敵の攻撃が右からの時に左や上にタイミング良く入力しても弾けずに攻撃を受ける
方向回避に関しては敵の攻撃パターンを把握するのは難しいですが、ジャンプ・しゃがみ回避は前作よりやりやすくなって良かったです。
あとはサイドクエストがシンプルになっていて、前作では同じNPCのクエストがストーリー進行で派生していくタイプだったものの本作では基本的にNPC一人につきクエストが1つです。
内容もおつかいクエスト的なものが多く選択肢による分岐もパッとしないのが残念でしたね。
とは言え前作はサイドクエスト自体が少なく本作ではサイドクエストの数が多いのでどっちもどっちという感じもしますが
なので本編をクリアしてみた結果、ボリュームは前作よりもありますが、個人的に前作と比較するなら前作の方が面白かったというのが正直な感想です。
ストーリーはどちらも大して面白かったわけではないのですが、本作のエンディングよりも前作のエンディングの方が印象に残っているのが大きな理由ですね。
ただ、面白くないというわけではなく前作よりも難易度は高いですし、緊張感のあるバトルは楽しめるので高難易度ゲームが好きな方であれば充分楽しめると思います。
以上、『The Surge2(ザ サージ2)』のクリア後評価や感想についてでした。