今回は『メタルギアソリッド5』のアップデート内容について
『メタルギアソリッド5 ファントムペイン』のオンライン対戦『メタルギアオンライン』が11月10日に行われたアップデートで大幅に変更されました。
そこで今回は、『メタルギアソリッド5』のオンライン対戦のアップデートで行われた調整などの内容とそれに対する感想などについて書いていきたいと思います。
アップデート内容
不具合修正や各種画面改善にオートマッチングの改善
オートマッチングの改善では
・所有するキャラクターの最大レベルに近いプレイヤー同士でのマッチングが優先される
・通信状況の良いホストとマッチングしやすくなった
・昼夜のバランス変更
となります。
わざとレベルの低いキャラクターでレベルの低いプレイヤーとマッチングしてからレベルの高いキャラクターに変更するということができなくなっています。
私がプレイしてみた感想としては昼のマップが出やすく、RUSHモードが出づらくなっている感じでした。
ミッションの仕様変更
CLOAK AND DAGGER
・生存中のメンバー全員が同時に睡眠、気絶となった場合そのチームの敗北
・潜入チームのプレイヤーが自殺した場合にステルス迷彩が解除されない
各クラスの武器変更点
大きな変更点として
・「E.LOCATOR」が偵察クラス専用
・マシンガン・ランチャー系の武器が重装クラス専用
・ショットガン系の武器が潜入クラス専用
となりました。
「E.LOCATOR」はラウンド開始直後に飛び交っている状況でしたので、偵察クラス専用になったのは良かったと思います。
偵察クラスに無反動砲、潜入クラスにグレネードランチャーがありましたが、ランチャー系が重装クラス専用となったため、他の武器に変更されました。
潜入クラスのマシンガン「UN-AAM」もなくなっています。
これにより重装クラスにもランチャー系持ちという大きな特徴が現れましたので、使用するプレイヤーも増えてくると思います。
上記に伴った変更として各クラスのレベルに応じた取得武器も変更されています。
偵察クラス
レベル23 WU S333⇒G44 （5.56mmブルパップアサルトライフル）
レベル30 RASP TB-SG⇒WU S333（44口径の回転式拳銃）
レベル35 SERVAL AMR-7⇒C-4（無線起爆式爆弾）
レベル37 FB MR R-LAUNCHER⇒SERVAL AMR-7（大型セミオート狙撃銃）
重装クラス
レベル17 E.LOCATOR⇒Sz.-336 SMG（7.65mm口径小型サブマシンガン）
レベル23 AM D114⇒FB MR R-LAUNCHER（弾種特化型大口径無反動砲）
レベル30 DECOY⇒HAIL MGR-4（マガジンタイプグレネードランチャー）
レベル33 FULTON CANNON⇒AM D114（45口径オートマチックハンドガン）
潜入クラス
レベル10 KABARGA-83⇒M21 D-MINE（指向性地雷）
レベル11 E.LOCATOR⇒SLEEP GRENADE（睡眠ガスグレネード）
レベル20 RASP TB-SG⇒KABARGA-83（オートマティックショットガン）
レベル30 UN-AAM⇒LLG-MINE（睡眠ガス地雷）
レベル37 HAIL MGR-4⇒RASP TB-SG（狩猟用水平二連ショットガン）
偵察クラスに関しては、無反動砲がなくなったぐらいで大きく変わった部分はありませんね。
重装はレベル23の段階で無反動砲が使用できるのは大きいと思います。グレネードランチャーも睡眠合わせて2種類使えるようになったため戦略が広がりそうです。
潜入クラスは後述しますが、体力やステルス関連が下方修正されている反面、設置系武器が増加されているため、待ちスタイルでの戦い方で力を発揮しそうですね。
全クラス共通の変更点
全クラスに共通している変更点として
移動速度を全体的に上方修正し、機動力別の移動速度のバランスを調整
武器主観構え時の手ブレ軽減
ウォーカーギアのガトリングガンのダメージを下方修正
一部武器の対メカダメージを上方修正
一部武器のダメージ・重量を調整
「E.LOCATOR」「STUN GRENADE」「SLEEP GRENADE」の携行数が2つへ
空マガジン投擲時の軌跡表示を廃止
レーザーサイトのラインが敵プレイヤーに見えない
「C.BOX」の携行数を2つへ
一部アイテムの重量を調整
CQCの掴み可能範囲を縮小し、アクションアイコンの廃止
CQCの投げ・打撃の非殺傷ダメージを下方修正
味方がフルトン回収した場合、回収されている敵プレイヤーが無敵化
リンクアクションの速度が速くなり、向かい合っていなくてもバディリンク生成できるように
ラウンド開始時にバディゲージリセット
ダッシュ、ノック時などのノイズ範囲を拡張
リスポーン直後にマーカーを付けられない
ウォーカーギアの爆発で死亡した場合に、爆発させたプレイヤーが倒した扱いになった
気絶・睡眠状態にした敵を味方が倒した場合にアシストスコアが入る
CQCの範囲は確かに縮小されています。アイコンも出ないのでステルス状態の敵とすれ違った時にアイコン表示のおかげで見つけられたという事もなくなりました。
また、潜入クラスのCQCレベル2以上でしか一撃で気絶させる事ができなくなりました。
フルトン回収している敵を横取りされることもなくなったので、安心してフルトン回収をすることができます。
非殺傷グレネード系の武器の携行数が減ったのは良いですが、個人的にはスタングレネードの威力を下方修正して欲しかったところですね。
ダッシュもある程度スタミナが持つようになっているので、移動速度も快適になりました。
ウォーカーギアも強すぎたので下方修正で良かったですね。
全体的に良い修正だと思います。
各クラスの修正点
偵察クラス
・体力を上方修正
・双眼鏡でのマーキング時間短縮
・「INTEL+」レベル3に「E.LOCATOR」範囲の拡張効果を追加
偵察クラスは良い修正しかありませんね。
マーキングアビリティでのサポートメインの戦い方がやりやすくなっています。
重装クラス
・体力、スタミナを上方修正
・マシンガン系の手ブレを軽減
・「ISANDO RGL-220」のダメージを大幅に下方修正し、弾薬携行数を下方修正
こちらも大体良い修正ばかりです。
睡眠グレネードランチャーは強すぎという声が多かったので、これぐらいで丁度良くなっていると思います。
潜入クラス
・体力、スタミナを下方修正
・ダメージを受けるとステルス迷彩が一定時間無効化
・ステルス迷彩の効果時間が短縮、バッテリー回復時間が延長
・マーキングされるまでの時間を短縮、NVG装備中のプレイヤーからは大幅に短縮
・ステルス状態での移動速度を下方修正
・CQCによる一撃気絶効果が「CQC STEALTH+」レベル2以上のみに
・「CQC STEALTH+」レベル1以上のCQC首締め速度上昇効果を上方修正
・「FULTON+」レベル2以上による回収速度上昇効果を下方修正
・フルトンパンチの当たり判定を上方修正
潜入クラスに関してはかなりの修正がされています。
ですがよくよく読んでみるとどれも当たり前の修正だと思います。
潜入クラスの名のとおりに見つからないように戦うプレイヤーにはあまり影響がないですね。
ステルス迷彩を装備してドヤ顔で突っ込んでくるプレイヤーには影響大でしょう。
ただ流れ弾に当たってステルス迷彩が無効化になる場面が多く出てくるでしょうからそこは辛いものがありますね。
今回の修正で偵察クラスが一番強くなったような感じがします。
元々暗視ゴーグルレベル3が出た時点で偵察クラスが一番強いんじゃないかと思っていましたが、今回のアップデートで潜入クラスが下方修正されているので、本格的に偵察クラスが一番になってきたんじゃないかと思います。
重装クラスは一気にパワーアップしましたね。
体力、スタミナが増加し、ランチャー系が専用になったというだけでなく、マシンガンの手ブレも軽減されているので、堂々と戦いたい方は重装クラスへ変更していくんじゃないでしょうか。
正直私はステルス迷彩を装備しながら普通にアサルトライフルなどで戦っているプレイヤーが一番ウザイなあと思っていたので、これを機に潜入クラスは潜入らしい戦い方をしてほしいですね。
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以上で『メタルギアオンライン』11月のアップデート内容についての記事を終わりたいと思います。
