女性から圧倒的な支持を誇る「テイルズオブシリーズ」のお勧めをご紹介。
バンダイナムコゲームズが誇る不朽の名作「テイルズオブシリーズ」は1995年の12月に第1作目である「テイルズオブファンタジア」を発売して以降、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーと並び、日本のRPGゲーム界を支えてきた人気のゲームタイトルです。
そこで、2015年の今年でなんと20周年を迎えるテイルズオブ作品の中から特に人気の高いテイルズオブシリーズをご紹介したいと思います。
※ランキングとありますが、オススメ紹介ということで順位付けはしていません。
伝説のRPG「テイルズオブファンタジア」
テイルズオブシリーズの第1作目である「テイルズオブファンタジア」は1995年にスーパーファミコンで発売された後、Play Station・ゲームボーイアドバンス・PSP、さらにはiOSアプリと数多くのハードに移植されてきた人気のタイトルです。シンプルなRPR作品ではありますが、壮大な物語展開や記憶に残るイベントでプレイヤーの胸を熱くしたものです。
ファンタジア最大の魅力は何と言っても勧懲で割り切ることが出来ない物語です。
主人公の葛藤やさだめ、悪事を働く人物の思想や言動が子供だけではなく大人にもジーンとくる何かを与えてくれました。
また、当時としては珍しいゲーム主題歌に加え、斬新なバトルシステムや初のボイス演出も人気の1つであり、今でも根強い人気を誇っています。
運命という名のRPG「テイルズオブデスティニー」
1997年の12月に発売されたテイルズオブシリーズ第2弾「テイルズオブデスティニー」ですが、おそらくテイルズオブシリーズに初めて触れた作品は何かと尋ねた際に最も多く名前が挙げられるのがこのシリーズではないでしょうか。
運命のRPGということで、プレイヤー次第でシナリオが変化するのが最大の魅力です。
難易度は低く設定されており、誰でも気兼ねなく遊ぶことが出来る仕様となっています。
2006年にPS2向けにリメイク版が販売されており、どちらも良作としてたいへん人気の高い作品となっています。
また、デスティニーで絶大な人気を誇るリオンというキャラクターの扱いがリメイク版と無印版では若干違っており、リメイク版では無印版にあったゾンビリオンが削除されている代わりに生前のリオンに関するイベントが増加し、リオンが登場しなくなっても「なりきりアイテム」を用いることで再び戦闘で使用することが出来るようになりました。
しかし、無印版とは若干キャラクターの性格が変化しているため、以前の方が良かったと思う方も大勢いらっしゃいます。
しかし、初めてテイルズオブシリーズをプレイなさる場合は、デスティニーのリメイク版はとってもお勧めの1作です。
生まれた意味を知るRPG「テイルズオブジアビス」
2005年の12月に発売されたテイルズオブシリーズの第8弾「テイルズオブジアビス」はテイルズオブシリーズ10周年を記念して製作されたゲームタイトルです。
本作から「FR-LMBS」という戦闘システムを採用し、バトル中にキャラクターを自由自在に動かせる「フリーラン」を取り入れ、より自由度の高いバトルを再現しています。
また、「FOFシステム」と呼ばれる属性が付加された技を多用することでバトル中にサークルが現れ、そのサークルで特定の技を使用するとより強力な技を出すことが出来るようになり、自由度が高くド派手な戦闘が出来るということで人気の高い作品です。
しかし、キャラクターの性格や北米版との違い、さらにロードの長さや誤植などの多さが目立つため評価が分かれる作品となっています。
正義を貫き通すRPG「テイルズオブヴェスペリア」
2008年にX BOX360専用ソフトとして発売されたテイルズオブシリーズ第10弾「テイルズオブヴェスペリア」は翌年2009年にPS3向けに追加要素を加えた移植作品として販売されました。
バトルシステムは「テイルズオブジアビス」で使用されたシステムを基に改良を加え、よりスタイリッシュで戦略性に富んだ戦闘が行えるようになりました。
やり込み要素も増え、アビスで気になっていたロード時間も短縮し、これと言って目立つバグや不具合が無いことからテイルズオブシリーズファンの方々や初めてテイルズシリーズに触れる方でも安心してプレイすることが可能となっています。
しかし、正義を貫き通すというコンセプトと物語がミスマッチなことなどが不満点として挙げられているが、戦闘システムやダウンロードコンテンツなどの充実さで不満点をカバーしている部分があります。
守る強さを知るRPG「テイルズオブグレイセス」
2009年にWii専用ソフトとして発売され、2010年にPS3向けにも新要素を追加して発売された第12弾「テイルズオブグレイセス」
戦闘システムが、「SS-LMBS(スタイルシフト リニアモーションバトルシステム)」という、2つのスタイルを切り替えながら戦闘を行うのが特徴になっています。
そして新たに追加された「アラウンドステップ」で、敵の攻撃を横方向に回避することが可能。
この「アラウンドステップ」により戦闘が格段に面白くなりました。
物語の内容としても守る強さを知るというコンセプトにマッチしており、主題歌のBoAさんが歌う「まもりたい ~White Wishes~」も素晴らしいものでした。
戦闘システムはシリーズの中でも随一だと思っているので、シリーズに初めて手を出す方にもオススメできる作品です。
テイルズオブシリーズは今年で20周年を迎え、記念すべき年に情熱が世界を照らすRPG「テイルズオブゼスティリア」を発売しました。
ゼスティリアのバトルシステムは従来とは違い、リアルマップバトルを採用し、敵シンボルに触れたと同時にその場で戦闘が始まるようになっています。
その他、広々とした戦闘しやすいマップから狭くて戦いづらい場所など地形を利用した戦略性に富んだバトルを繰り広げることが可能です。
是非、この機会に新たなテイルズオブ作品に触れ、今後のテイルズオブシリーズに期待を寄せてみませんか。
中古で買ったベルセリアがめちゃくちゃ面白かったのでベルセリアが好きだなあ