皆さんは「WITCHER(ウィッチャー)」というゲームタイトルはご存知でしょうか?
日本ではあまり知名度が高くないのでご存知無い方も多いウィッチャーですが、実は全世界累計販売本数500万本を越す大人気のファンタジーRPGの1つです。
その大人気ゲームタイトルの最新作「WITCHER3 WILD HUNT」が2015年5月21日にPS4とX BOX ONEの両機器で発売されることになりました。
では、ウィッチャーとはいったいどのようなゲームなのでしょうか?最新作をプレイされる前にご説明させて頂きます。
第1作目「The Witcher」
ウィッチャーシリーズとは3部作からなるゲームタイトルであり、今回販売される3作目はシリーズ完結編となります。
その前に前作である「The Witcher」と「The Witcher2」をご紹介します。
ウィッチャーシリーズはポーランドに拠点を構えるゲーム会社「CD PROJECT」が開発したシングルプレイのアクションRPGです。
第1作目はパソコンゲームのみの販売かつ日本語非対応のため、日本では浸透しませんでした。
しかし、「The Witcher」をプレイした日本の方々からは意外にも高評価を得ており、プレイヤー次第で変化する物語の結末やメインの物語以外に用意された豊富なサブクエスト、単なるクリックだけのゲームでは無くマウスポインターの動きをよく観察し、華麗にコンボを決めてモンスターを討伐するなどしっかり作り込まれた作品となっています。
また、性的表現が過激なため幼いお子様のいるご家庭やご家族が集まるリビングでプレイするのは避けた方が良いでしょう。
物語はポーランドの人気小説家の作品を基にしており、秘法の試練によってWitcherと呼ばれる超人化したモンスターを狩猟する主人公のゲラルドを操作し、自身の失われた記憶とWitcherたちの砦を破壊したある組織への復讐のために旅に出るという内容です。
操作キャラクター自体のカスタマイズは出来ませんが、彼には記憶がないのでプレイヤー自身で彼の記憶を作り上げて行くというのがこのゲームの魅力となっています。
この作品は後に発売される「The Witcher2」へ続いて行きます。
第2作目「The Witcher2:Assassins of Kings」
2008年の4月に発売された第1作目から4年後の2011年7月にウィッチャーシリーズ第2弾「The Witcher2:Assassins of Kings」が発売されました。
本作は日本語対応となっており、さらにX BOX360専用ソフトとして発売されたので、X BOXユーザーの方はこのシリーズからこの作品の魅力に取りつかれたのではないでしょうか。
ウィッチャー2は前作に比べ、より一層美しくなったグラフィックと重厚感のある物語展開や世界観、そして前作同様主人公の記憶を紡ぐゲームです。
ウィッチャーシリーズでは非人道的な行動が思わぬ善意になりうることもあり、プレイヤー次第で主人公の運命が決まるのが魅力となっています。
しかし、やや癖のある操作性に慣れるのに時間が掛かるのは前作同様同じですので、自身のペースでまったりプレイして行くと良いでしょう。
また、今作も過激な性的描写が健在のため、プレイする場合は周囲に気を配ることをオススメします。
今作の物語は主人公であるゲラルドがチェーンを両腕に巻き付けられ牢獄に捕えられているところから始まります。
しばらくすると、ゲラルドは牢からだされ、王様が死んだときの状況を詳細に語るように命令されます。
本作は王様を暗殺した真犯人を見つけ出すというのが軸となっている模様です。
また、今作では難易度ノーマルではアクション初心者では太刀打ち出来ない高難易度となっており、アクションが苦手な方は難易度を下げてプレイすることをオススメします。
また、慣れてきたと思ったらいつでも難易度変更が出来るので難しいと感じたら難易度を下げて攻略して行きましょう。
最新作「THE WITCHER3 WILD HUNT」
ウィッチャーシリーズ最新作にして完結編の「THE WITCHER3 WILD HUNT」はこれまでとは比べものに為らない程の広大なマップでプレイヤー自身が主人公のゲラルドとなって自由に旅を楽しむことが出来るオープンワールドのゲームとなっています。
今作の舞台は南方にあるニルフガード帝国の侵攻と異世界から突如現れた死霊の軍勢ワイルドハントの2つの勢力の脅威にさらされた北方諸国です。
今回の主人公ゲラルドは一味違い、なんと記憶を取り戻しており、今作の旅の目的は自身がかつて愛した女性と娘同然に可愛がってきた少女を探す旅となります。
物語の完結編であるウィッチャー3ですが、今までの作品をプレイしたことのない方でも南進して楽しめるようにプロローグクエストが用意されており、ウィッチャーの世界観を初心者に分かりやすいように説明しながらバトルのチュートリアルが行えるように工夫されています。
また、ゲーム内にはウィッチャーの用語辞典が搭載されており、出会った人物や場所などが詳細に記載されて行きます。
今作は主人公のゲラルドの記憶が戻っているため、今までとはやや違った物語展開となっています。
そのため、記憶を紡ぐゲームではなく、彼を取り巻く人間によって物語が進みます。
そして、今まで徒歩移動だったのに対し、マップが前作の35倍も広くなっているため船や馬、潜水などといった移動手段も用意されており、プレイヤーを飽きさせない工夫が施されています。
今作も過激な性描写が用意されていたのですが、日本では規制があるため大幅にカットされています。
ウィッチャーシリーズは今作で完結してしまいますが、より大勢の方々に楽しんでもらうために初めての方でもプレイ出来る工夫や豊富なクエスト、モンスターなどがたっぷり用意されています。
また、オンラインプレイはありませんが充実したダウンロードコンテンツが用意されていますので、この作品1本で長く遊ぶことが出来ます。
今までオープンワードゲームを体験したことの無い方、PS4でやりたいソフトが見つからない方は是非1度THE WITCHER3 WILD HUNTをプレイしてみてはいかがでしょうか。
3ばかり話題にはなるけど2も個人的に好き
PS3版と箱○版両方持ってる