今回は『バイオハザード7』の感想について書いていこうと思います。
『バイオハザード』シリーズ最新作となる本作ですが、1人称視点のホラーアクションということで『バイオハザード』らしさは薄めになっていますね。
先日2つのエンディングをどちらも迎えることができました。
そこで今回は、『バイオハザード7』の感想やちょっとしたストーリーのネタバレについてまとめていきます。
感想
今作のボリュームは10時間あればクリアできる程度のものとなっています。
やり込み要素も少なめで、エンディング分岐もストーリー自体にそこまでの変化はありませんでした。
個人的な感想で言うとホラーゲームとしては良く出来ているけれど『バイオハザード』としては微妙という感じですね。
私は『バイオハザード』シリーズをナンバリング含めてほとんどプレイしているのですが、今作は『バイオハザード』としてプレイするには少し無理がある気がしました。
・1人称視点であること
・シリーズキャラクターが登場しない
ラストに少しだけ登場し、クリスと思われる人物が何故かアンブレラのヘリから登場
・敵の正体が一人の少女によるもの
・謎解き要素が簡単すぎる
という点が挙げられます。
また、主人公とヒロインであるミアが夫婦関係というのも洋ゲーのホラーゲームという雰囲気があり、どちらかというと『サイレントヒル』とかのようなイメージの方が近いような気がしました。
面白くないというわけではなく、ビビらせ要素が多いので、純粋にホラーゲームとしては面白い部類に入ると思います。
問題は何で『バイオハザード』、しかもナンバリングタイトルとして出したのかという事であってゲーム自体の面白さは保証できますね。
『バイオハザード』シリーズをただのホラーゲームとして考えている方なら購入しても普通に楽しめると思いますが、シリーズファンの方でストーリーなどの続きを期待していたりするとガッカリしてしまう可能性が高いでしょう。
ネタバレ
ここからはネタバレ有りで感想を書いていくので、未プレイの方は注意してください。
今作の物語を簡単に書いていきます。
行方不明の妻ミアから連絡を受けた主人公イーサンがミアを探しにとある館へ行くことになった所からゲームが開始。
そこで再会したミアの様子はおかしく、更に頭のイカれた家族に監禁されてしまうことに。
家族から逃れながらミアを探し、謎の女性からのアシストもあって何とか館からの脱出に成功します。
その際、ミアが何らかのウィルスに感染していることが分かり、血清も作ることに成功していたのですが、イカれた家族の父親であるジャック・ベイカーを倒すために1つの血清を使ってしまいます。
謎の女性であったゾイとミアのどちらも感染しており、助けられるのは1人だけ
ここでエンディングが分岐します。
と言ってもゾイを助けたとしてもエンディングで登場しないため、実質ミアを救うか救わないかという分岐になっています。
ミアに血清を打つとミア視点の物語に移行し、ミアに何があったのかが判明します。
ミアはベイカー家が引き取った少女エヴリンによって洗脳されており、ベイカー一家もまたエヴリンによって洗脳されておかしくなっていました。
エヴリンはとある組織によって実験体で、家族を求めた事からベイカー家を家族として洗脳していたとのこと。
ミアにはママになってもらおうとしていたようですね。
そしてそのエヴリンの正体がゲーム中に至る所に出現していた謎の老婆だったのです。
全てが判明した所でミアから託された「エヴリンの体組織」から「E-ネクロトキシン」を作成し、それを使用してエヴリンを倒すことに成功します。
エヴリンとの戦闘中に応援として駆けつけたヘリに乗っていたのがクリスと思われる人物です。
ヘリにはミアも乗っていて無事に脱出という形でエンディングを迎えます。
血清をゾイに使用してた場合だと「エヴリンの体組織」を貰ったときにミアが変異してミアを殺すことになってしまいます。
エンディング後にはクリスが主人公のDLCが2017年内に配信されるような広告が流れました。
話としても結構面白かったので、ただホラーゲームが好きな方には自信を持ってオススメできる作品だと思います。
以上で『バイオハザード7』の感想についてを終わります。