今回は『真三國無双8 Empires』のクリア後評価について

本作は2021年12月23日に発売された真三國無双20周年記念作品で「Empires」シリーズの最新作です。

そこで今回は、『真三國無双8 Empires』のクリア後評価や感想について書いていきたいと思います。

真三國無双8 Empires

※真三國無双8 Empires PV2

本作は「真・三國無双」20周年記念作品として発売された「Empires」シリーズの最新作となります。

爽快アクション×国取りシミュレーションといった内容で、ベースとなる「真・三國無双8」は三國無双×オープンワールドといった斬新な内容で話題になりましたが、本作はシミュレーション要素がメインとなっています。

 

クリア後評価

トロコンまで攻略を終えての感想としては、
・自分だけの勢力を作っていくのは面白い
・政略コマンドのシミュレーションも楽しめる
・散策モードの中身が無い
・キャライベが極端に少ない
・戦闘がやや単調
・グラフィックが悪い&処理落ちがある
といった感じです。

本作はエディット武将+「真三國無双8」で登場した無双武将94名に加え、汎用武将700名も操作可能キャラとして登場します。

本編は「争覇モード」しかありませんが、このモードでは「黄巾の乱」「反董卓連合」「群雄割拠」「官渡の戦い」「赤壁の戦い」「三国鼎立」「北伐」「英雄終結」の8つのシナリオから選んでその時代を舞台に自分だけの歴史を紡ぐことができます。

どこかの勢力に仕官するか、放浪軍を結成してどこかの勢力に侵攻⇒君主となって三國統一を目指すかといった国取りシミュレーションゲームとなっています。

エディット武将は細かく見た目を決めれますし、好きな武将を操作して自分だけの勢力を作っていくというのはやはり面白いですね。

ただ、本作は登場武将が多いせいかイベント関連は極端に少なくなっています。

プレイヤー武将と各武将には友好度があり、散策モードで交流をしたり一緒に出陣する事で友好度が上昇、友好度をMAXにすれば義兄弟の契りや異性なら告白して結婚したりという事が可能なのですが、友好度関連のイベントは食事や狩りなど共通のミニイベントがいくつかあるだけで武将毎にセリフは異なりますが使い回しイベントばかりです。

義兄弟の契りや結婚した場合でもたまにプレゼントイベントがあるだけで特にキャラ固有のイベントなどは用意されていません。

また、武将と交流できる散策モードでは「真三國無双8」のようなオープンワールドが採用されているのですが、これもオマケ程度の印象でとくにやれることはありませんでした。

交流はマップ画面からショートカットできますし、ロケーションはありますが武将を同行させてもただついてくるだけで特にイベントが発生するわけでもありませんし。
せっかくオープンワールドを使っているのだから民の依頼や探索要素など何かしら追加してほしかったところです。

メインとなるシミュレーション要素は悪くなく、どこに侵攻して防衛はどうするか、資金を集めたり武将を勧誘したりと毎ターンやれることは多く、ハマる方なら時間を忘れて楽しめると思います。
ですが、上述したように武将との交流要素の中身が薄く、散策モードでやれることもないので飽きが来るのが早いといった印象です。

後は本作の戦闘は侵攻戦と防衛戦の2種しかなく、
・侵攻戦の場合は3通りの方法のどれかで城門を開けて決戦モード⇒総大将を撃破
・防衛戦の場合は敵兵器を全て破壊して決戦モード⇒総大将を撃破
といったようにどちらも1パターンなのが少し勿体なく感じました。

地域によってフィールドは変わるのでフィールドや参戦武将に対応したギミックなどがあれば良かったのですが。

という事でベースとなるシミュレーション自体は楽しめるのですが、他要素の作りが全体的に浅いので何周もプレイする気にはならないというのが正直なところです。

登場武将が多いのは良いと思いますが、交流要素がここまで浅くなるのであればエディット武将のみでも良かった気がしますね。
個人的にこの手のゲームだとエディットキャラしか使用しないので。

と言っても好きな無双武将で三國統一を目指したいという方も多いと思うので難しいところだとは思いますが…。

それと私がPS4なのが原因だと思いますが、PS4版だとグラが結構悪かったり処理落ちがありました。
私自身グラフィックはそこまで拘る方ではないのに「グラ悪いな」と思ってしまったので気になる方でPS4の方は注意した方が良いかもしれません。

とりあえずトロコンまでプレイしての感想としてはこんな感じですかね。

実際シミュレーション要素や武将勧誘は時間を忘れてプレイできるくらいには面白かったのですが、最後までプレイすると全体的な作り込みの浅さが見えてしまったという印象です。

という事で、キャライベはどうでもいいから国取りシミュレーションを楽しみたいという方であればお勧めできる内容だと思います。

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真三國無双8 Empires 攻略メニュー

以上で『真三國無双8 Empires』のクリア後評価を終わります。