今回はPS4ゲーム『ワンパンマン』のクリア後評価について

本作は2020年2月27日に発売された対戦アクションゲームで、主人公はアバター作成でメインストーリーもあるのですが、本編のボリュームはかなり少なかったです。

そこで今回は、『ワンパンマン ヒーローノーバディノウズ』のクリア後評価や感想について書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

本作はオンライン対戦が可能な対戦ゲームです。

メインストーリーはプレイヤー自身がアバターを作成してS級ヒーローを目指すというものになります。
※ストーリー内容はアニメ1期の内容で原作コミックのボロス戦まで

プレイしてみた感想としては、
・バトルシステムがクソ
・メインストーリーのボリュームがない
・主人公が空気
・イベントが少ない
・ミッションに登場する敵の大半がモブ

あまりゲーム感想記事で「クソゲー」という単語を使いたくはないのですが、本作はクソゲー感が半端じゃない残念な作品でした。

駄目な点を1つずつ上げると、まずメインストーリーのボリュームが全然ないです。

メインストーリーは第1章~11章まであるのですが、攻略記事を書きながらでも10時間程度で本編をクリア出来ました。

その上、メインストーリーを進める時は貢献度を上げなければならないのですが、ほとんどが貢献度上げで時間を持っていかれたのでメインだけなら2~3時間程度のボリュームしかないと思います。


貢献度上げはストーリーミッションをクリア後に「貢献度を26000まで上げろ」的な目標になって発生中のサブミッションをクリアしてポイントを稼がなければならないというものです。

極端に言えば6章ぐらいからは各章で貢献度上げ→メインミッション1~3個クリアで終了という感じですね。


しかも、発生するミッションの大半は敵が「~の破壊者」「ヤンキー」「~のサイボーグ」「~の超能力者」などモブっぽい敵+色違いの使い回しばかり

正直、ストーリーのボリュームのなさを貢献度上げで誤魔化しているようにしか思えません。

そして一番気になったのがストーリー中の主人公の空気感ですね。

主人公がアバターで「最初はC級ヒーローから様々なヒーロー活動を通じて成長していく」というはずなのに、主人公は原作コミックのジェノスの立ち位置でぶっちゃけいる意味がないです。

ストーリーにオリジナル展開はなく、
・原作の深海王にボコボコにやられたジェノスが本作では主人公
・手合わせで荒野でサイタマと戦うのが本作では主人公

基本は大したことのないヒーロー活動ばかりなのに、一部だけ原作のジェノスの立ち位置になっていて、これならジェノスが主人公で良かったのでは?という印象しかありません。


イベントシーン自体が非常に少なく駆け足気味で、一部ではイラスト+テキストの説明の場所もありましたし、3Dキャラの動きも悪く作りがかなり雑でした。


あとはストーリー展開が基本「主人公が時間を稼いで到着したサイタマでワンパンKO」の繰り返しとなるのですが、このシステムもクソゲー感が半端じゃなくなる原因だと思います。

対戦目的で購入する方なら楽しめるのかもしれませんが、メインストーリーに関しては全く期待しない方が良いです。


とは言え、肝心のバトルシステムにしても受け身なし、ステップ(回避)のテンポが悪い、コマンド/コンボの種類が少ないので全然面白いとは思えません。

一部の敵は体力と攻撃力がかなり高かったので終盤は必殺技連発の若干ハメで倒していました。

バトル中に起きるハプニング(隕石や落雷、怪人の出現など)もストレスが溜まるだけで面白いとは言えませんし

私は「ワンパンマン」の漫画を読んでいてアニメも2期まで観ていて好きなのですが、本作は面白かった点が思いつかない程のクソゲーだったので買わなければ良かったと後悔しています。

原作コミック+主人公がアバター作品で言えば「進撃の巨人2」や「ソードアートオンライン フェイタルバレット」が思いつきますが、それらと比較すれば間違いなくクソゲーです。

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以上、『ワンパンマン ヒーローノーバディノウズ』のクリア後評価や感想についてでした。