今回は『死印』の体験版プレイ感想について書いていこうと思います。
『死印』は、6月1日にエクスペリエンスから発売予定のホラーアドベンチャーゲームです。
探索パートや謎解き要素もあり、普通のアドベンチャーゲームよりも難易度の高いゲームになっていますね。
体験版では第1章を丸々プレイできるということで、本日プレイしてクリアしました。
そこで今回は、『死印』の第1章ネタバレ感想やセーブデータの引き継ぎ、花彦くんの小説についてまとめていきます。
死印 感想
本作は探索パートとアドベンチャーアートを交互に繰り返しながら進めるホラーADVとなります。
登場人物は皆体の一部に妙な痣が出現しており、その痣が現れた人は近い内に死んでしまうという噂話が広まった街が舞台です。
主人公も痣が現れた人達の1人で、気付くと妙な館「九条館」へと迷い込みます。
そこで館の主である九条サヤの変死体を発見し、喋る西洋人形メリイと出会ったことで怪異と対峙していくことになるというストーリーになります。
ゲームの流れとしては、
1,章の始まりのアドベンチャーパート
2,怪異の出現する場所を調べる探索パート
3,怪異との対峙
4,退治後のアドベンチャーパート
5,次章へ
という流れになりそうです。
1章の怪異となるのが花彦くんですが、1章の時点で花彦くんの話は終わりとなりました。
更に主人公以外の登場人物は花彦くんによって痣(シルシ)を付けられていたことから花彦くんを退治?したことでシルシから解放されます。
ということで章毎に怪異と登場人物が変わっていく1話完結タイプのストーリー進行になりそうですね。
1章で登場した元刑事が2章でも残ってくれたりしているので、メインとなる登場人物は本編通して活躍すると思います。
そして怪異ですが、これは一般的な都市伝説や七不思議のようなイメージです。
口裂け女やトイレの花子さんみたいな中高生の間で噂されるような幽霊話に登場しそうなものですね。
プレイした序盤は子供向けっぽいなとも感じたのですが、1章で怪異毎のストーリーがスッキリ終わり、怪異の話も意外としっかり作られていたので中々期待できそうな作品だと思います。
花彦くんの話を簡単に説明すると
・花彦くんは生前は女の子のような男の子で、スカートを履いたり口紅を塗ったりするのが趣味
・それが母親の死をきっかけにとある小学校の校長に引き取られ、女装癖を直すと称した「指導」を学校の地下室で行われるようになる
・その教育が原因(死因は薬物投与)で花彦くんは死んでしまう
・その事を恨んでいる花彦くんの霊が大人を襲って殺している
という感じです。
詳しくはファミ通.comで掲載されている『死印』の前日譚小説「花彦くん遭遇編1」、「花彦くん遭遇編2」、「花彦くん誕生編」を読めば明らかになります。
一話目
第1章ではそんな花彦くんという怪異についてを学校内を探索して調べ、最後に花彦くんと対峙
花彦くんの鍵(弱点)となるアイテムを上手く使って花彦くんを倒すという流れになっています。
倒すといっても花彦くんの場合は笑って消えていくような形になっていたので、花彦くんによってシルシが現れた人達も花彦くんも救われるハッピーエンドとなっていました。
他の章がどんなものかは分かりませんが、おそらく後味は悪くないストーリーだと思います。
体験版のセーブデータは本編に引き継ぎが可能
6月1日には体験版で第二章もプレイできるとのこと。
軽い気持ちで始めたのですが、時間が合えば本編もプレイしてみたいと思えた作品でした。
以上『死印』の体験版感想についてを終わります。