今回は『人喰いの大鷲トリコ』の評価や感想について書いていこうと思います。
本作は、2016年12月6日発売のアクションゲームです。
私も発売日に購入し、本日全クリすることができました。
そこで今回は、『人喰いの大鷲トリコ』のクリア後や評価、感想についてまとめていきます。
クリア後
本編クリア後は、エンディング後にタイトル画面へ戻ります。
クリア後データのタイトル画面では、つづきからを選択することができますが、オープニングからの本編最初から開始となっています。
特に引き継ぎ要素などもなく、本編を繰り返しプレイするという感じですね。
セーブシステムなどもないので、途中のデータを保存するということもできません。
本編クリア後のやり込み要素としては
・隠されているタルの発見
タルはトリコに食べさせる事ができ、全て食べさせるとトロフィー
・トレジャーアイテムの発見
コスチューム系のトレジャーアイテムを全て発見して装備するとトロフィー
などとなりますね。
『ワンダと巨像』や『ICO』と同じようなストーリー重視の作品なので、やり込み要素が少ないのは仕方ないですね。
感想(少しネタバレ有り)
『ワンダと巨像』や『ICO』に続く作品ということでしたが、発表から7年程度の時間を経ての発売となりましたね。
前作と同じように、ストーリーが多く語られない雰囲気ゲーとなっています。
グラフィックは非常に綺麗で、主人公と共に行動するトリコの動作もかなりリアルな仕上がりです。
ただし、ヒントの少ない謎解き要素が多いので、ゲームに自信がない方がプレイすると詰んでしまう可能性は高いように感じました。
ストーリーとしては、見知らぬ洞窟で目覚めた少年(主人公)が人喰いと恐れられる生物「大鷲トリコ」と共に家に帰る事を目指すというものとなります。
会話などはほとんどないゲームですが、怪我をしているトリコを助けたことから次第に意志が通じ合っていく様子がとても上手に描かれていると感じました。
主人公が目覚めた場所は「大鷲トリコの巣」だったのですが、そこでは大鷲を操る装置や動く鎧などの不思議な物が多く存在するのですが、最終的に全ての解説がなされるわけではなく、考察して楽しむ系のストーリーとなっています。
イベントは少なかったですが、トリコと協力して冒険したことでエンディングも結構感動的でした。
バッドエンド的な終わりでもないので、本編クリア後はスッキリ終われる内容です。
やり込み要素が少ないというぐらいでストーリー・グラフィック共に良く出来ている作品だと思います。
以上で『人喰いの大鷲トリコ』の評価・感想についてを終わります。
主人公はいいとしてあれはある意味バッドエンドじゃないんですか??とっても悲しかったよ〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
最後に盾を翳して、光がずっと流れていくでしょう? その先にトリコの巣(?)らしきもの
があって、目が光る・・しかも2匹いる。
私はトリコは生きていて、伴侶もいるんだな・・と感じました。
あんな幻獣が簡単に死んでしまうわけがない・・なんて思っていますが
皆はどう解釈してるんでしょうか。私にとってはグッドエンドでした。
クリアトロフィーの「遠く離れていても」って名前からしてトリコは生きてるだろ
私も生きてるんだと思って救われたけど、一緒エンドもほしかった、ICOみたいに。あんなに一緒だったのに離れ離れは悲しい。
とても良い作品でした。
トリコ達は兜を被っていると操られ状態(攻撃的)
指令はタワーから出る電波から兜へ送られる
なので兜が外れると正気に戻る。
操られいるだけで、本来トリコは心優しい生き物なのかも…
などと想像しながらエンディングを見てました。
そして小ネタですが、トリコの鳴き声に「ICO」で使われてた環境音がありましたね。