今回は『スナイパーゴーストウォリアー』のクリア後評価や感想について
本作は2020年3月26日に発売されたスナイパーライフルがメインのFPSです。
全体的なボリュームは少なく約10時間程度で本編をクリア出来ました。
そこで今回は、『スナイパーゴーストウォリアーコントラクト』のクリア後評価や感想、バグややり込み要素について書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
本作はリアルな狙撃を体験出来る「Sniper Ghost Warrior」シリーズ最新作です。
ゲーム内容としては、
・ミッションが合計で5種類
・メイン武器はスナイパーライフル
・武器の種類はメイン武器/サブ武器/ピストル
・ドローンやタレットなどのガジェットもある
・ステルス重視のFPS
本作はチュートリアル要素を含むミッションを除くとミッションの数は5種類しかありません。
ミッション毎に契約(目標)が5個程用意されているので1つのミッションをクリアするまでに掛かる時間は長めですが、それでも本編クリアまでは10時間掛からない程度ですね。
プレイしてみた感想としては、
・ボリューム不足
・ゲームシステムは良く出来ている
・バグやエラー落ちが多い
・ストーリーは面白くない
ゲームを開始するとチュートリアルをクリア後に本格的にミッションをプレイしていくことになります。
ミッションは合計で5種類で、最初のミッションをクリアすると次のミッションが発生するという流れです。
ミッションの数=マップの数で用意されているマップも全部で5種類
ミッションの数は少ないですが、チャレンジと呼ばれる標的を倒す方法(ナイフ、100M以上先から倒すなど)やミッション中の行動で達成出来る目標もあるので何度もプレイ出来る作りになっています。
とは言え、私は全てのミッションを最高難易度でクリアしてからの感想ですが、やはりボリューム不足感はかなり強いです。
本編クリア後も追加のミッションがあるわけではなく、最高難易度も通常難易度とそこまでの違いはなかったので…
やり込み要素に関しても各ロケーションにある収集品やチャレンジぐらいなので飽きが来るのは早い印象です。
何度もプレイ出来るような作りになっていると言っても「ヒットマン」のように標的の殺害方法にイベント的なものは用意されていないので、個人的には微妙な感じでしたね。
その上、バグやエラー落ちが地味に多くイライラする場面も多くありました。
私が遭遇したバグで言えば、
・装備中の武器が見えなくなり構えが出来ない
武器ホイールから武器を選択し直すと直る
・暗殺対象が出現しない
・敵スナイパーがその場でクルクル回転する
・狭い場所で匍匐すると動けなくなる
・ミッション説明イベント時に画面が真っ暗になる
・エラー落ちに10回以上遭遇(20時間程プレイ)
また、ハシゴや段差の上り下り時の動作が悪かったり、かなり低い段差に突っかかって動けなかったり、登れそうな段差が上がれなかったりと細かい箇所に不満点がありました。
その他、ミッション開始時に依頼主から次のターゲットの説明イベントがあるのですが、このイベントが何故かスキップ出来ない点も気になりますね。
ロードも含まれているのが原因みたいですが、ミッション開始時に毎回1分30秒程度のイベントを見なければいけないので別ミッションに変えたりする時はテンポが悪いです。
ゲーム自体は難易度が高め、スナイパーライフルの狙撃も天候や風向きが影響するので、敵との距離の把握やDRSカーブの調整など丁寧に作り込まれている印象はありました。
目標達成までのルートは様々で隠し通路を発見した時は地味に嬉しかったり、敵兵同士の会話が地味に面白かったりと良い点が多いのも確かです。
ただ、プレイヤーの動きの悪さは我慢出来るとしても、やはりボリューム不足とバグやエラー落ちの多さを考えると個人的に良作とは思えません。
北米版のAmazonレビューはかなり高評価なのでFPS+スナイパーライフルが好きな方であれば満足すると思いますが、残念ながら私には合わなかったみたいです。
以上で『スナイパーゴーストウォリアーコントラクト』のクリア後評価や感想についてでした。