今回は『バイオハザードレジスタンス』の評価について
本作は『バイオハザードRE:3』のソフトに収録されている非対称オンライン対戦モードです。
そこで今回は、『バイオハザードレジスタンス』の評価や感想についてまとめていきます。
バイオハザード レジスタンス
本作は実験者のマスターマインドと被験者のサバイバーに分かれて対戦するオンライン対戦モードです。
マスターマインド側は1人でサバイバーの脱出を阻止し、サバイバー側はマスターマインドの妨害から逃れてエリアを脱出できれば勝利となります。
プレイ感想
私は本作は発売されるまで気にもしていなかったのですが、思った以上に面白い対戦モードでした。
ある程度プレイしてみての個人的感想としては、
・サバイバー側とマスターマインド側のバランスが良い
・マッチングが遅い
・無課金に優しい
・ランクが上がると装備の幅が広がる
・サバイバーは連携が重要
といった感じです。
まずマスターマインドはクリーチャー特化のアネットとダニエル、トラップ特化のアレックス、時間稼ぎ特化のスペンサーの4人から選択でき、サバイバー側も異なる能力を持つ6人のキャラクターが存在します。
マスターマインド側はドアロックやトラップの設置、クリーチャー召喚などでサバイバー側にダメージを与えて制限時間を減らしていきます。
エリア1~エリア3までの間に制限時間を0にできるとマスターマインド側の勝利です。
対してサバイバー側は各エリアのギミックを解いて脱出扉を開き、エリア3で脱出できれば勝利となります。
また、ギミックやトラップ解除、クリーチャー撃破などで制限時間を延ばす事が可能です。
両サイドでやる事は大きく異なりますが、対戦バランス自体は結構良い感じになっている印象でした。
最初は上手いサバイバー4人には勝てる気がしなかったのですが、マスターマインドは使用できるデッキのカードが全キャラで共通、いわゆる晩成型になっているため、全てのマスターマインドのランクを上げてデッキを強化する事で勝率もだいぶ上がります。
後はサバイバー側は連携がかなり重要なので、動きの悪いサバイバーが1人いるだけでマスターマインド側がに有利になってしまうという点もありますね。
それでも流れを分かってるサバイバーチームの場合はサバイバー側の方が有利だと思うので、マスターマインド側の方がプレイヤースキルを求められるゲームだと思います。
個人的にはもう少しサバイバーの体力を低くしてクリーチャーの硬直時間を短くしてほしいところですね。
それと上述したデッキ編成に加えて本作には装備やスキルなど育成要素が多くありますが、対戦終了時に貰えるクレジットで装備をランダム入手できるため無課金で不利になるという事はありません。
次に悪い点ですが、対戦開始にはサバイバー4人とマスターマインド1人が必須なためかマスターマインドの場合はマッチングまでに結構時間が掛かる事が多いです。
平均5~10分程度、長い時は20分くらいマッチメイキングしても決まらない事もありました。
サバイバーに変えると30秒程度でマッチングするので純粋にマスターマインドの数が多いようですね。
私の場合は片手間に何かしている事が多いので逆にこれくらいが丁度良いですが、マッチングできないという理由でプレイを辞めてしまう方は多そうです。
マッチングに掛かる時間だけが難点ですが、総合的にオンライン対戦としては非常に良作だと思うので「バイオハザードRE:3」目的で購入した方も是非一度プレイしてみてください。
以上、『バイオハザード レジスタンス』の評価についてでした。