今回は『フォールアウトシェルターオンライン(Fallout Shelter Online)』のプレイ評価について
本作は2020年6月1日に配信開始されたスマホアプリです。
そこで今回は、『フォールアウトシェルターオンライン』のプレイ評価や感想について書いていきたいと思います。
フォールアウトシェルターオンライン
本作は2015年にリリースされた「Fallout Shelter」公式続編となる作品です。
ちなみに私は「フォールアウト」シリーズは好きなのですが、「Fallout Shelter」はプレイしていません。
本作をある程度プレイしてみた感想としては、
・世界観や登場キャラのベースは「フォールアウト4」
・課金要素が強い
・システムはよくできている
・ストーリーはイマイチ
・フォールアウト4の盛大なネタバレが含まれている
まず本作はプレイヤーがvaultの監督官の後継者となるべくチュートリアルを行った後、突然いなくなって監督官を探すためにvaultの外「ウェイストランド」」を探索する事になるというストーリーです。
vault運営では生産施設や支援施設をクラフトして資源を入手、居住者を増やしていくといった事ができます。
ウェイストランドの探索ではストーリーを進めながら行動範囲を広げ、ロケーションを探索して素材を集める事が可能です。
また、ロケーション探索時は部屋を1つずつ通過していき、敵と遭遇した場合はオートで戦闘になります。
他にもストーリーを進める事で高難度モードの解放やギルド設立、派閥クエストなど様々な要素が解放されていきます。
オート戦闘なので敵の予想戦力より味方の戦力が弱ければほぼ勝ち目がありませんが、無課金でもレベル上げやアタッチメントのアップグレードなどをしっかり行えば何とか進められるという印象です。
課金要素
無課金でも遊べるとは思いますが、本作の課金要素自体はかなり強いです。
まず居住者を増やすためにはガチャの超低確率入手(10連の場合はSRかSSRの居住者1人確定入手)やポスターを集めて募集する必要があり、ガチャでは基本的にポスターが入手でき、そのポスターを一定枚数集めて募集する事で居住者を手に入れられます。
SSRだと必要なポスターは80枚となり、ポスター交換所では直接ポスターを購入できるのですがSSRの場合は約24000円必要です。
ただ、ポスター交換の場合は確実に欲しいSSRが入手できるので重課金者の場合はすぐに強くなれそうです。
他にもストーリーを進めて解放されるデイリークエストをクリアする事で評判レベルが上がり、評判レベルに応じて報酬が貰えるのですが、こちらも月額の有料コースに入っておくと報酬が格段にアップします。
また、レア度の高いキャラクターは戦力面だけではなく、生産施設に配置する事で生産速度にも影響するので無課金だと課金勢と比べてゲーム効率が遥かに落ちるという印象です。
ただし、現在は購入還元キャンペーン(6月11日まで)で120円の課金でSSR「デスデモーナ」、累計ログイン7日(6月18日まで)でSSR「サラ」が手に入るので無課金に対する配慮もあります。
ストーリー
正直ストーリー自体はあまり面白くないです。
まず原作の良いところはプレイヤーの選択によって結末が変化するクエストや荒廃した世界の探索であり、本作はストーリーが一本道+ノリが明るいのでイマイチフォールアウト感がありません。
フォールアウトと言えばPVやチュートリアルで使われるコミカルなアニメが良い意味でシュールさを生んでいたのですが、本作は終始コミカルな感じで進んでいくのでシリアス感が一切ないという感じです。
また、キャラのプロフィールで「フォールアウト4」のネタバレが多くあるので原作未プレイの方は注意しましょう。
個人的にも本作は「フォールアウト4」経験者向けのゲームという印象なので、少なくとも「フォールアウト4」をプレイしてからの方が楽しめると思います。
以上で「フォールアウト シェルターオンライン」の評価についてを終わります。