今回は『モータルシェル』のクリア後評価や感想について
本作は2020年8月18日に発売されたダークソウル似の高難易度アクションRPGですが、ソロプレイ+低価格販売でボリュームは少なめでした。
そこで今回は、『モータルシェル(Mortal Shell)』のクリア後評価や感想、全体的なボリュームなどについて書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
※オフィシャルトレーラー
本作はPS4の日本語版が2020年8月18日にダウンロード販売
ソロプレイ専用の高難易度アクションRPGで、全体的な雰囲気やゲームシステムは有名な高難易度ゲーム「ダークソウル」に良く似ています。
ただし、低価格販売からも予想していましたが本編のボリュームは少なめです。
ダンジョンが3つとメイン級のボスはダンジョン最奥の3体+ラスボスの計4体
本編クリアまでに掛かる時間は約12時間程度ですね。
大まかな流れとしてはゲーム開始後にチュートリアルを済ませると拠点のあるフォールグリムに移動し、そこから各ダンジョンに好きな順番で移動して最奥のボスを撃破
各ボスを撃破すると「~の腺」と呼ばれるアイテムを入手するので、拠点にいる囚人に3つの腺を渡すとラスボスと戦闘になり、倒すと本編クリアです。
バトルシステムはダークソウルに似ていますが、
・防御の代わりに硬化で敵の攻撃を防ぐ
・エスト瓶のような回復アイテムはない
※時間経過で何度でも採取出来る消費アイテムで回復
・ステ振りはなしでシェル(憑依する骸)でステータスが違う
・使用可能武器は近接武器4種類+遠距離武器1種類
本作ではプレイヤーが戦士の骸に憑依してストーリーを進めることになり、憑依する戦士(シェル)毎にステータス(体力・スタミナ・決意)の最大値が変化します。
憑依可能な戦士の骸は見つけて取り込むことで拠点に移動するので、拠点にある骸を調べたり特定のアイテムを使用することでいつでも切り替えが可能になります。
使用可能武器は「聖なる剣」「殉教者の剣」「くすぶる鎚矛」「ハンマーとノミ」の4種類で、憑依出来るシェルも4種類
雰囲気や敵のビジュアル、攻撃モーションなどは全体的に『ダークソウル』にかなり似ていて、火防女のようなシスターも存在します。
シスターに話しかけるとアビリティの習得が出来て、死亡時の復活地点にもなります。
ゲームの難易度に関しては最初は難しく感じたものの、
・プレイヤーの回避時の無敵時間が長い
・防御の代わりになる硬化の使い勝手が良い
上記2つのことから難易度はそこまで高くない印象を受けました。
硬化は攻撃中、回避中、立ち止まり時のいつでも使用出来る技でL2を押している間は基本敵のダメージを全て防ぐことが出来るというもので、一度使うと短いクールダウン後に再び使用可能になります。
なので、ジャンプ攻撃で敵に飛び掛かって敵が攻撃モーションに入ったらL2を押して硬化⇒敵の攻撃が終わったら回避で距離を取ってというような戦い方が出来ます。
グラは何気に良くて各地にはストーリーには関係のないNPCがいたりと完成度は高めに感じましたが、やはりボリューム不足感は強いですね。
価格を考えれば充分なのですが、メインのボスは合計4体で各ダンジョンも道中は短めなので、本編をクリアしてもやはり物足りない感じがありました。
他にもストーリーが面白くなく各地にいるNPCにもあまり魅力を感じない、ステ振りがないので育成要素が微妙といった多少の不満点もあります。
ただ、とても面白かったとは言えませんが高難易度ゲーとしては充分良く出来ているので『ダークソウル』や『コードヴェイン』『仁王』などが好きな方であれば楽しめるかと思います。
以上で『モータルシェル』のクリア後評価や感想についてでした。
武器の特殊攻撃モーション中無敵状態になるから、ボスも脳死で殴れるのが「高難易度?」ってなりますよね。
でもモルテンスパイククソカッコいい…。
DLCで実質フルプライス程度のボリュームになってくれるなら、DLCが出ても買いたいと思います。