今回は『コードヴェイン』のクリア後評価や感想について
本作は2019年9月26日に発売されたダクソ似のアクションRPGです。
私も発売日当日からプレイしていて現在は2周目の終盤をプレイしています。
そこで今回は、『コードヴェイン』のクリア後評価や感想、マルチプレイのシステムなどについて書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
『コードヴェイン』は『ゴッドイーター』シリーズを手掛けている吉村さんが企画担当の『ダークソウル』シリーズに似ているアクションRPGです。
似ているというよりはシステム面は『ダークソウル』のパクりと言っても過言ではありません。
本作は主人公のキャラメイクが可能で性別を男性と女性で選択出来ます。
キャラメイクは『ゴッドイーター3』よりもアクセサリ等を細かく決めることが出来て、個人的には良い感じでした。
物語の進め方としては、まず本作には活動拠点と呼ばれる仲間キャラクターやショップがある拠点があります。
この拠点を中心にというわけではないですが、そこから各ダンジョンの最奥にいるボスを倒しながらストーリーを進めていくタイプの高難易度ゲームになります。
ダンジョンの数は全部で11個ありました。
システム面はテスター版で書いたのですが、
・経験値のヘイズ（ソウル）は死亡すると死亡地点に落とす
拾うと入手⇒拾えず死亡するとロスト
・ヤドリギ（篝火）で休息するとエリアの敵が復活する
ヤドリギでレベルアップや他のヤドリギに移動
・再生力（エスト瓶）は使用回数があり、ヤドリギ休息で使用回数が回復
・背後に回り込んでからのバックアタックがバックスタブ
・堅牢（強靭度）の数値が高ければ怯みにくくなる
・回避性能は総重量でstep、Roling、HeavyRolingの3種類に変化
・各エリアの作りとボスエリア前の霧や雑魚敵の配置
・2周目に入ると敵が強くなる
※（）はダークソウルシリーズの用語
上記のようにダークソウルにかなり似ています。
全体的にダンジョンの作りもダークソウルシリーズに似ていて、落下して進む隠し通路など似ている点が多く見られました。
本作ならではの点を挙げるとすれば、
・ストーリー重視で仲間キャラが多い
・ダンジョン探索中に同行者を一人連れて行ける
・レベルアップ時にステ振りがない
・ブラッドコードの切り替えでステータス変化
・マルチプレイは最大2人まで
本作はレベルアップ時にステ振りは存在せず、ブラッドコードと呼ばれるクラス（職業）のようなものを切り替えて自身のステータスを変化していくことになります。
ブラッドコードの種類は多く、錬血と呼ばれるスキルの数も豊富だったので自分好みのカスタマイズが出来る印象ですね。
ストーリー重視で仲間キャラクターも悪くなかったので個人的には充分楽しんでプレイ出来ました。
特に特定のダンジョンの最奥のボスが仲間キャラクターに関わる人物で、ボス撃破時に条件を満たすと「記憶の返還」が可能になり、それによりボス撃破時のイベントが変化するのは良い感じでした。
マルチプレイは最大2人までの協力プレイが出来て、メニュー画面から救難信号を送信すると他プレイヤーを呼ぶことが出来ます。
※救難信号を受信することで他プレイヤーの世界にゲストとして手伝いに行くことが可能
NPCの同行者が一人いるので、マルチプレイ時はプレイヤー2人+同行者の3人で探索する感じになります。
不満点を挙げるとすれば、
・記憶の返還が2周目からの方が良かった
・2周目から同行者が死にやすくなった
・マルチプレイのボス撃破時にすぐ帰還して時間の余裕がない
ダクソのパクりというのは言うほど気にしていないので不満点は少ないですが、記憶の返還とマルチプレイのシステム面で少し気になることがありました。
まず、「記憶の返還」は特定のボス撃破時に対応する血英と呼ばれるアイテムを所持していると選択肢が発生するのですが、この記憶の返還の選択肢は2周目以降に発生するようにすれば良かったのではないかと思いました。
私の場合は攻略記事を書いているということもあり、1周目からボス撃破時には必要な血英を全て所持していて中盤まで「記憶を返還する」のが当たり前だと思っていたので…
それから2周目に入ってから敵が強くなると同行者がボス戦時に簡単に死ぬようになったのも少し気になりました。
その他、マルチプレイで一緒にボスを撃破した時にボスを倒した瞬間に速攻でマルチプレイが終了してしまうという点ですね。
ボスが霧散した瞬間に元の世界に戻されるのでホストor協力者に別れを言う余裕が全くありません。
正直、この点に関しては割と気になるのでアプデで修正して欲しいと思います。
最後に不満点を少し書きましたが、個人的にはしっかり楽しんでプレイ出来ているのでシステム面がパクりということを除けばアクションRPGの中でも良作に入ると思います。
以上、『コードヴェイン』のクリア後評価や感想についてでした。
