今回は『バイオミュータント』のクリア後評価や感想について

バイオミュータントは2021年5月25日に発売された文明崩壊後の世界を舞台にしたオープンワールド・アクションRPGで、トロフィー関連のやり込みも大体終わりました。

そこで今回は『バイオミュータント』のクリア後評価や感想、全体のボリュームなどについて書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※Biomutant – Combat Trailer

本作は文明崩壊後の世界観を舞台に獣のミュータントが主人公のオープンワールド作品です。

世界観が特殊で、ストーリーとしては終末世界を舞台に主人公が6つのトライブのいずれかと協力して枯れ果てようとしている生命の樹の運命を決めるというものになります。


本作では6つのトライブが登場し、ゲーム序盤で同盟を組んだトライブの目標(光or闇)によって最終的なプレイヤーの目標も「生命の樹を守る」or「生命の樹を破壊する」に変化します。

ただ、組んだトライブで本編の内容が大きく変化するような事はなく、メインクエストの発生順番が前後逆になる程度なので本筋にそこまでの違いはありませんでした。

また、プレイヤーの選択肢によって光のオーラと闇のオーラの値が上昇していくというシステムもあるのですが、こちらも習得可能スキルが変化するなど小さなもので本編に大きく影響するようなことありません。

全体的なボリュームとしてはメインクエストを優先すると本編クリアまでに掛かる時間は約12時間程度と短めで、サイド要素は結構あるのでまったりプレイすれば30時間程度は楽しめるかなという感じですね。

プレイしてみた感想としては、
・ストーリーが面白くない
・キャラに感情移入しづらい
・バトルシステムが微妙
・バグが少なくロードが快適
・探索は面白くクラフトの幅が広い

まず、プレイしてみたところ本作はアプリケーションエラーが少し多い印象があるもののプレイ中にそこまでのバグはなく、他のオープンワールド作品に比べると快適にプレイ出来ています。

最近はバグの目立つオープンワールド作品が多かったので個人的にこの点はポイントが高いのですが、残念ながらストーリーに関しては特に面白いとは感じられませんでした。


理由としては本作の進み方が特殊でプレイヤーと他キャラクターの会話は一切なく、ナレーターがキャラの会話を通訳していく感じで進むので、この辺りが感情移入がしづらく微妙な感じでしたね。

また、翻訳が間違っているのか分かりにくい箇所もいくつかあり、なぜ会話をナレーターが通訳する形にしたのかが謎です。

バトルもコンボやスキルなど色々あるものの、敵が基本怯まない&遠距離武器(銃器)が強過ぎるので強敵は中距離を維持して銃を連射しているだけで倒せてしまい戦略性がありません。

良かった点を言えば本作はクラフト要素の幅が広く、遠距離武器や近接武器のパーツが至る所に落ちていて数多くある武器パーツを組み合わせて武器を自作する事ができます。

ロケーションやサイドクエストの数も多いので、武器パーツや素材を求めて探索しているだけでも結構楽しめました


ただ、キャラにステ振りがあったりバイオジェネティクス、サイ能力といった特殊能力もあるのに敵の種類が少なく大して育成の必要性を感じられないのが残念な点でもあります。

アクションシステムやスキルは多いので、個性的な敵を増やして特定のスキルで有利に戦えたりすれば戦闘も面白くなっていたと思いますね。

それとキャラクターの作成で見た目を細かく弄れないのも残念でした。


各地を探索している時はグラが割と綺麗目で地味に面白いですが、ストーリーやシステム面を考えると個人的にオープンワールド作品として強くおすすめ出来るゲームではないです。

逆にオープンワールドゲームの探索を楽しみたいという方にはお勧めできます。

Amazonリンクはコチラ

バイオミュータント 攻略メニュー

以上で『バイオミュータント』のクリア後評価や感想についてを終わります。