今回は『カリギュラ2』のクリア後評価や感想について
本作は2021年6月24日に発売された『カリギュラ』の続編ですが、前作『カリギュラ オーバードーズ』程のボリュームはなく先日トロコンまで終了しました。
そこで今回は『カリギュラ2』のクリア後評価や感想、前作とのストーリーの繋がりなどについて書いていきたいと思います。
カリギュラ2
※『Caligula2』2ndトレーラー
本作は2015年に発売された『カリギュラ』の続編となる作品で、登場キャラクターとストーリーを一新した完全新作として発表されました。
ただ、前作のバーチャドール「μ」や初代帰宅部、メビウスのネタが出てくるので個人的には前作プレイ推奨の作品という印象が強く、前作未プレイの方は注意が必要です。
ストーリーは前作と似たようなもので、謎のバーチャドール「リグレット」によって仮想世界「リドゥ」に引き込まれた主人公が現実世界の存在を知り、帰宅部を結成してオブリガードの楽士と戦っていくというもの
プレイした感想としてはストーリーが面白く登場キャラクター、BGMが素晴らしい良作RPGという感じですね。
世界観や雰囲気は前作に似ていて純粋にストーリー内容が面白いため、前作『カリギュラ』が楽しめた方は充分楽しめるかと思います。
ただ、『カリギュラ オーバードーズ』では楽士ルートが追加され全体的なボリュームが凄かったのですが、本作は割と一本道でボリューム的には無印と同程度のボリュームでした。
なので、オーバードーズ並みのボリュームを期待している方はボリュームはそこまでないという点を頭に入れておくのが良さげです。
全体的なシステムもほぼ前作と同じで、
・ダンジョン内では楽士の曲のBGMが流れて戦闘時にボーカル曲
・因果系譜でリドゥに住む人々と友達になれる
・バトルは数秒先の行動予測を可視化する「イマジナリィチェイン」
・仲間とコミュニケーションを取れるメッセンジャーアプリ「WIRE」
・仲間との親密度を上げるとキャラクターエピソード発生
など前作にあったシステムが多いです。
個人的にポイントが高かったのは因果系譜関連のシステムで、前作は生徒が500人以上登場して出現場所もイマイチ確定しておらず親密度上げもかなり怠い仕様でした。
それが本作では登場キャラクターの数が大幅に少なくなり(それでも充分多い)、親密度も各キャラから依頼されたクエストを完了すると一気にMAXになるので親密度上げで時間が掛かることはありません。
前作は正直生徒の数が多すぎて「こんなにいらないだろ」状態だったので、個人的に本作ぐらいが丁度良い印象ですね。
強いて不満点を挙げるとすれば前作もそうですが、『カリギュラ』シリーズは3Dモデルのクオリティが低いのが気になります(特にイベントや戦闘中にキャラの表情が硬い)
予算など色々な問題があるのかもしれませんが、最近はSAOのゲームシリーズや軌跡シリーズなど3Dモデルの出来が素晴らしい作品があるので、それらと比較するとどうしても気になってしまいます。
ストーリー/キャラクター/BGMは良く出来ていて、因果系譜やバトルなどのシステム面も快適なので、3Dモデルのクオリティを上げればもっと良くなったのではないかと思いますね。
とは言え、RPGとしては充分楽しくプレイ出来たので前作『カリギュラ』が楽しめた方は購入して損はないです。
ただし、二度目になりますが上記でも書いたように本作には前作ネタが結構出てくるので前作未プレイの方は前作『カリギュラ オーバードーズ』からプレイすることをおすすめします。
以上で『カリギュラ2』のクリア後評価や感想についてを終わります。
前作のNPC同行が廃止されたのは少し残念。
DLCの予定もないらしいし色々残念な部分も多い。
ゲーム自体は進化した感じはあるんだけど、戦闘に特別な変化がある訳でもなく、強いて言えばアクティブタイムに変わったくらい。
今一つ見せ場的な要素がないんだよなあ。
前作は、ただの上げ下げ要素しかなかったスティグマが今回は、マスターする事で付け替えが可能になる部分がやり込みになるんだろうけど、結局、装備して純粋に強くなる部分で妥協して終わる。
個人的にはゲーム序盤で出揃うまでと終盤辺りから純粋に強くなる物しか使わない気がする。
まあ、クエスト関連に必要なスキルを覚えると言う部分もあるけど、正直面倒くさくなってやらない方が多い気がする。
ストーリーだけ進めて終わるパターンが見えてしまう。
二作目なんだから、もう少し工夫が欲しかった感じがするかな?
グラフィックもPS Vitaを卒業した割には残念な出来だし、クソゲーではないけど特出した物もない凡ゲーに毛が生えた感じのゲームに思える。
ボーカロイドによるバックミュージックは盛り上がる部分もあるけど、ペルソナ5と比較すると今一つ見せ場や盛り上がりに欠ける内容。
まあ比較しちゃイケないんだけどねw
ただ、序盤の主人公(ヒロイン)と吟の戦闘のやり取りは何気に笑えて面白かった。
結構低評価っぽくなったので見た人に誤解が無いように付け加えます。
色々不満点は多いけど、全体的な仕上がりはかなり良作だと思います。
個人的には、スカーレットネクサスと一緒に購入して、ネクサスは個人的に受け付けないストーリー内容だったので開始1時間ほどプレイして即売りしましたw
ただ、このゲームは二周目をやるか否かは別として手元に置いて置きたいゲーム内容には感じます。
ぶっちゃけ(胸糞悪い終わり方)じゃないゲームなら、余程のクソゲーでない限り売らないとは言い切れますけどね。
その意味だけで言うなら普通にポジティブに楽しめて面白いゲームだと思います。