今回は『FFオリジン』のクリア後評価や感想について

本作は2022年3月18日に発売されたFFシリーズ最新作で、ソウルシリーズやコードヴェインのようなシステムが高難易度ゲームに似たタイプの作品です。

そこで今回は、『ストレンジャーオブパラダイス ファイナルファンタジーオリジン』のクリア後評価や感想について書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN ファイナルトレーラー

本作はコーネリアを舞台に4人の仲間と一緒にカオス討伐の旅に出るジャックを主人公としたストーリーが描かれるアクションRPGです。

システム的には高難易度ゲームに似ている印象ですが、似ているのは回復アイテムが最大使用回数があり補充される「ポーション」、キューブ(チェックポイント)を使用すると体力回復&ポーション補充&周囲の敵が復活の2つぐらいです。

また、同行者を2名まで連れて探索が出来て地味に優秀&難易度選択で「ストーリー(イージー)」「アクション(ノーマル)」「ハード」を選択出来るため高難易度ゲームの印象はあまりありませんでした。

正直、難易度を「ストーリー(SAFETY:ON)」にするとボスをゴリ押しで倒せるヌルゲーの部類になるので、個人的には高難易度ゲームに似せた作品に難易度「イージー」を入れるのはやめて欲しかったです。

とは言え、この点に関しては個人の好みでしかなく気にならない方は全く気にならないと思うので大した問題ではないですね。

一応、プレイしてみた感想としては、
・アクション(戦闘)は慣れると面白い
・ストーリーがそこまで惹き込まれない
・難易度が高くはなくボリューム不足
・マルチプレイのシステムが不親切

上記のような感じで戦闘に関してはソウルシールドやガードの使い分け、様々なジョブのアビリティやコンボ等プレイスタイルによって幅広く変えることが出来るので面白いとは思いました。


ジョブ毎に使用可能武器があり、武器のコンボアビリティは自分で武器や習得したものから好きなものを選んで設定


ジョブ自体も基礎/上位/最上位のジョブとかなりの数があるので、育成要素は豊富です。

慣れてくるとソウルシールドでMPを溜めてアビリティを連発するなど爽快感のあるプレイも出来るので良かったのですが、その他の点で残念な部分が多いというか微妙な感じですね。


まず、全体的なボリュームですが本編はワールドマップからのミッション選択で開始

メインミッションは全部で20程度しかなく、基本的にはどのミッションも一本道、収集品はあるものの特に探索する要素はないので1個1個が短めです。

難易度「アクション」だとボスが地味に強いので攻撃パターンを覚えるまでは時間が掛かりますが、それでも約15~20時間程度あれば本編をクリア出来ると思います。

サブミッションの数も24個と少なく、本編クリア後は難易度「カオス」が追加されるのでやり込み要素があると言えばあるのですが飽きが来るのは早い印象ですね。

一応、私の場合はプラチナトロフィーも攻略記事を書きながらで40時間掛からず獲得出来たので、効率良く進めれば30時間掛からないでトロコン出来る程度だと思います。

ストーリーに関しても主人公の声優が好きだった点で楽しめたものの本筋はそこまで面白いとは思えなかったので、全体的な感想として誰かに強くおすすめ出来る作品ではありません。

高難易度ゲームの代表で言えばソウルシリーズや仁王、SEKIRO、コードヴェインなどがありますが、やはりこれらのゲームと比較するとどうしても良作とは言い切れない作品でした。

その他、本作ではマルチプレイで他プレイヤーとの協力プレイが出来るのですが、マルチプレイのルーム検索のシステムが若干不親切な気がしました。

ルーム検索では通常検索orID検索&ミッション設定を行い検索を開始⇒ヒットすると自動的にルームに入れられるため、難易度や平均装備レベルにバラつきが出ることが多いです。


ミッション条件でミッションを選択して難易度、ミッションレベル上限&下限を決めることが出来るので狙いたいルームを絞ることは出来ますが個人的には一覧表示で探せる仕様の方が良かったのではないかと思います。

難易度「カオス」の場合はミッションや難易度を設定して検索しても平均装備レベルに差が出来る事も多いので

そのため、フレンドと一緒にプレイ予定の方は問題ないですがソロで野良と一緒にプレイしようとしている方は注意が必要かもしれません。

FF ストレンジャーオブパラダイス 攻略メニュー

以上で『FF ストレンジャーオブパラダイス』のクリア後評価についてを終わります。