今回は『有翼のフロイライン』のクリア後評価について

本作は2021年6月3日に発売されたハイスピード3D​シューティングで、低価格販売のため全体的なボリュームはかなり少なくトロコンを含めても約10時間掛からないで終わりました。

そこで今回は、『有翼のフロイライン』のクリア後評価や感想に全体的なボリュームについて書いていきたいと思います。

有翼のフロイライン

※『有翼のフロイライン Wing of Darkness』ローンチトレイラー

本作は低価格シューティングゲームです
・DL版:3,278円 (税込)
・パッケージ版:3,828円 (税込)

ストーリーあらすじ
世界中を戦火に巻き込んだ戦争は”共通の敵”が現れた事により、勝者なき終戦を迎えた。
各国は共同して”ブランカー”と戦った。しかし、その力をもってしても”ブランカー”の前には成す術はなく、人類は滅亡の危機に瀕する……はずだった。

しかし、状況は”ブランカー”に対抗する為の唯一の希望―”ヘルトシステム”の開発に偶然にも成功したことによって一変する。
この”ヘルトシステム”と、この装備を扱うことができる”フロイライン”の存在により、 人類はこの装備をまとい、空をかける”彼女たち”が戦いに打ち勝つ為に不可欠な存在であることを思い知らされる。

ひょんな事から”フロイライン”の適正が発覚したクラーラ。
これはただの農村の少女ではなく、”フロイライン”としての彼女の旅路を描く物語の幕開けとなる。

 

クリア後評価や感想

本作は本編に収録されているミッションの数がプロローグを含めて7個しか存在せず、本編クリアまでに掛かる時間は約3時間程度です。

また、本編クリア後もチャプター選択が追加されるだけで新ミッション追加などはないため、購入を考えている方は“ボリュームが少ない”という点は頭に入れておいた方が良いでしょう。

ゲーム内容ですが、本作は主人公2名が語り部としてそれぞれの視点でストーリーを語るカットシーンとシューティングパートのミッションが交互に展開されていきます。


登場キャラクターは操作キャラ「クラーラ・エルンスト」ともう一人の主人公「エーリカ・レールツァー」がメインで、中佐や部隊の新人もいますが基本はクラーラとエーリカの2名で進行していきます。

プレイしてみた感想としては、
・ストーリーが思っていたよりも面白い
・シューティングパートの完成度が高い
・敵と武器の種類が少ない
・世界観が分かりにくい
・ボリューム不足が残念

トロコンまでプレイしてみた感想としてはストーリーが割と面白く、シューティングパートの完成度も高く感じるものの武器の少なさやボリューム不足から少し勿体無い作品という印象です。


まず、ストーリーはクラーラとエーリカの2名が語り部としてカットシーンでそれぞれの視点からストーリーを語るのですがキャラが良く出来ているので思っていたよりも面白かったです。

シューティングパートも回避やダッシュを含めた操作方法が分かりやすく、敵との戦闘も爽快感があって完成度は高めに感じました。


ただ、武器の種類がプライマリ兵装4種類、セカンダリ兵装3種類、ターシャリ兵装3種類のみで少ない(最初からアンロック済み)、キャラの育成要素がない、ミッション数が7個しかないなどやり込み要素のなさが目立ちます。

シューティングパートは爽快感があるもののミッション数が少ない&敵の種類が少ないので繰り返しプレイする程の中毒性はありませんし、やはりボリューム不足が残念な印象ですね。

また、世界観やストーリー設定が分かりにくいのも少し気になりました。

公式サイトではキャラクター詳細や世界観が詳しく書いてあるもののゲーム中には説明が少ないので初見の方だと世界観をイマイチ把握しきれない可能性が高いです。

個人的にはブランカーやヘルトシステム、キャラ詳細が読めるTIPSや用語辞典のようなものをゲーム中に収録しておけば世界観を深く知れてより楽しめたのではないかと思います。

とは言え、本作はダウンロード版だと約3000円と低価格で購入出来るので、低価格という点を考えればそこまで大きな不満点はないですね。

ストーリーは何気に面白くシューティングパートも良く出来ているので、トロコン含めても約10時間程度のボリュームしかない事を納得して購入出来る方なら充分楽しめると思います。

ちなみに、プレイ中はバグやエラー落ちは一度も発生せずロードも短いので快適にプレイ出来ました。

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有翼のフロイライン 攻略メニュー

以上で『有翼のフロイライン』のクリア後評価や感想についてを終わります。