今回は『ONE PIECE ODYSSEY(ワンピースオデッセイ)』のクリア後評価について

本作は2022年1月12日に発売された人気漫画「ワンピース」を原作としたRPG作品です。

そこで今回は、『ワンピース オデッセイ』のクリア後評価や感想について書いていこうと思います。

クリア後評価

※「ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)」Launch Trailer

本作は「ONE PIECE」の連載25周年を記念して制作されたRPGです。

麦わらの一味が嵐に囲まれた謎の島「ワフルド」に流れ着き、海賊嫌いの少女「リム」の能力によって力をキューブに変えられ各地に飛び散ってしまったことで、リムと暮らす探検家「アディオ」の協力も得ながら過去の思い出を追体験していくというストーリーとなっています。

クリア後の感想としては、
・本筋のストーリーは面白い
・追体験部分は手抜き感が強い
・ボリュームはある
・操作性が微妙
・コマンドバトルは普通
・グラフィックは普通
といった感じで原作が好きな方なら楽しめるだろうという印象です。

まずストーリーに関してですが、本作は大きく分けてワフルド内の遺跡を探索する章と麦わらの一味の思い出を追体験する章を繰り返して進行します。


追体験部分ではアラバスタ編、ウォーターセブン編、マリンフォード編、ドレスローザ編の4つがあるのですが、よくある原作通りの内容ではなく、麦わらの一味が記憶を持った状態で追体験するのでかなり簡略化されています。

例えばアラバスタ編ではロビンの記憶からクロコダイルの場所を把握しているので直接そこへ向かうことになり、その道中で出会う敵はスモーカー、ボン・クレー、そしてボスのクロコダイルのみで他のオフィサーエージェントなどは登場しません。

それに加えて無理矢理原作の名シーンを入れようとしてる感もあって設定はいいのに簡略化され過ぎていて勿体ないという印象が強かったですね。

ただ、本筋となるリムとアディオ、そして謎の島ワフルドに関するストーリーは普通に面白く、ラストもスッキリした終わり方なのでワンピースの映画とかが好きな方なら楽しめるんじゃないかと思います。

それと追体験部分は簡略化されている印象が強くはありますが、メインストーリーのボリュームは結構ありました。

他にそこまで多くはないですがサブストーリーや賞金首、メモリーリンクといったサイド要素もあるので総ボリュームは50時間程度はあると思います。

続いて話題にもなっているコマンドバトル部分についてですが、ワンピースのゲームといえば「海賊無双」や「ONE PIECE アンリミテッドクルーズ」のようにアクションゲームとして制作されることが多く、本作はコマンドバトルということで低評価を付けている方も多いです。


本作のバトルは3すくみのタイプ相性、エリア移動、パーティキャラは戦闘中でも交代可能といったように仲間キャラ全員を使いながら戦えて決して悪くはありません。

ただ、仲間キャラのスキルが原作の技なので、タイプが違ったり、エリア攻撃か単体攻撃かくらいの違いしかなく、回復やバフ・デバフはほぼアイテムで事足りてしまうのでキャラ毎の個性がほとんど無い感じですね。

他にフィールド移動の操作性も若干もっさりしていてダッシュが遅い、フィールドスキルのためのキャラ切替などやや面倒な部分があります。

とりあえずは上記のような感じですかね。

辛口評価が多いですが本筋のストーリーは面白かったですし、コマンドバトルに抵抗が無ければRPGとしてはそこまで悪くはないので、ワンピースが好きな方なら十分楽しめる作品だと思います。

ワンピース オデッセイ 攻略メニュー

以上で『ワンピース オデッセイ』のクリア後評価についてを終わります。