今回は『ネプテューヌ ゲームメーカー』のクリア後評価について

本作は2023年8月10日に発売された『ネプテューヌ』シリーズ最新作ですが、全体的にボリューム不足&キャラゲーとしては微妙な作品でした。

そこで今回は、『超次元ゲイム ネプテューヌ GameMaker R:Evolution』のクリア後評価や感想について書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※『超次元ゲイム ネプテューヌ GameMaker R:Evolution』プロモーションムービー

本作はネプテューヌシリーズのスピンオフでシリーズに登場するお馴染みの四女神と女神候補生ではなく、大人ネプテューヌを主人公としたRPG作品です。


一応、女神&候補生は仲間キャラクターとして登場しますがオマケ程度で、メインは大人ネプ+失敗女神と呼ばれるピピ、リディオ、ジャーガの4名でした。

ジャンルはRPGですがシリーズのナンバリングとは違い、コマンドRPGではなくアクション要素のあるRPGです(シンボルエンカウントで戦闘はアクション)

ストーリーは大人ネプテューヌが失敗女神3名と一緒にゲーム会社を立て直していくというもので、他のスピンオフと同じくメインストーリーに惹きこまれる要素はほぼありませんでした。

ゲームシステムとしてはワールドマップからダンジョンを進めていくイメージで、チャプター1~10までありますが本編クリアまでは15時間掛からない程度で終わると思います(一部レベル上げで時間が掛かる印象)


本作のポイントとして会社経営があり、ネプテューヌが社長の「ビクトリィー」にてディスク開発や設備投資で会社を大きくしていく要素があるのですが、こちらも単純でやり込めるような要素ではありません。

『ネプテューヌ』シリーズはキャラゲー要素が強いので、個人的にはシステム面ではなくキャラゲーとして楽しめるかで評価が分かれると思いますが、本作はキャライベントが少なく正直微妙な印象です。

メインストーリー以外のサブイベントは数えるほどしかなく、予算の都合かもしれませんが“サブイベントはボイスなし”、好みで変わるものの個人的に新キャラである失敗女神がそこまで好感が持てるキャラではなかったのも大きいですね。

また、本作に関してはメインストーリー進行中の特定のチャプターで敵のレベルが一気に上がるのでストーリー優先の場合はレベル上げを挟まなければならず、ストーリー進行のテンポが悪かったのも残念でした。

ワールドマップのダンジョンも特に重要な報酬があるわけではないのでクリアする必要性を感じられませんし、やり込み要素としてはネプトラルタワーと闘技場のみ

戦闘もレベルが高ければ戦略を考えなくてもリンクチェイン連発で倒せるので面白味はないですし、個人的にはシリーズファンにもあまりおすすめは出来ないかなという感じです。

言い方が悪いかもしれませんが、ネプテューヌシリーズは戦闘やシステムがそこまで面白くはなく、キャラゲーとして楽しめるかどうか(イベント内容&イベントの数)だと思っているので本作はその点で残念な感じがあります。

最近はシリーズのメインキャラである四女神や女神候補生がオマケ程度になっている印象があるので、そろそろ四女神と女神候補生をメインとしたシリーズ作品を出して欲しいところですね。

ちなみに本作はシリーズ作品でキャラゲー要素が強い&ナンバリングのネタが含まれるため、初見の方にはおすすめ出来ません。

ネプテューヌ GameMaker R:Evolution 攻略メニュー

以上で『超次元ゲイム ネプテューヌ GameMaker R:Evolution』のクリア後評価や感想についてを終わります。