今回は『デス・ストランディング』のクリア後評価について
デスストランディングは「メタルギアソリッド」シリーズで知られる小島監督が設立した「コジマプロダクション」制作のゲームです。
発表後から大きく話題になっていたので注目していた方も多いでしょう。
そこで今回は、『デスストランディング』のクリア評価や感想に出演俳優などについてまとめていきます。
デスストランディング
『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』は2019年11月8日に発売されたアクションゲームです。
本作のジャンルは一言では表せませんが、オンラインによる協力要素があるTPSのアクションゲームになります。
また、主要キャラクターは海外俳優がモデルとなっているため、気になっている方も多いと思います。
キャラクター | モデル | 声優 |
サム | ノーマン・リーダス | 津田健次郎 |
デッドマン | ギレルモ・デル・トロ監督 | 石住昭彦 |
ダイ・ハードマン | トミー・アール・ジェンキンス | 大塚明夫 |
ママー | マーガレット・クアリー | 坂本真綾 |
ハートマン | ニコラス・ウィンディング・レフン | 大塚芳忠 |
ヒッグス | トロイ・ベイカー | 三上 哲 |
クリフォード | マッツ・ミケルセン | 山路和弘 |
フラジャイル | レア・セドゥ | 水樹奈々 |
アメリ | リンゼイ・ワグナー | 井上喜久子 |
ストーリー
舞台は「デス・ストランディング」という謎の現象によって崩壊したアメリカです。
触れたものの時を進める「時雨」と時雨の中で現れるクリーチャー「BT」の出現などで人々は都市やシェルターに閉じこもってしまい、アメリカという国は分断されてしまいました。
主人公のサムは「伝説の配達人」として外で行動できる数少ない人物で、プレイヤーはサムとなってアメリカを再建するために各都市をカイラル通信で繋げていくというストーリーです。
本編を進めると「デス・ストランディング」や「BT」、サムが装備として使用する「BB」などの謎が明らかになっていきます。
クリア後評価
本編をクリアしてみての感想としては、
・ストーリーは面白い
・キャラクターが良い
・オンライン要素が面白い
・戦闘は微妙
・グラフィックが綺麗
・システムの作りが丁寧
・ボリュームがある
といった感じで個人的には神ゲーの部類に入ると思います。
まずネタバレになるので伏せますが、ストーリー自体は普通に面白かったです。
特にノーマン・リーダスがモデルの主人公サムとマッツ・ミケルセンがモデルのクリフが良いキャラをしていたのも大きいですね。
個人的にもTVドラマ「ウォーキングデッド」や「ハンニバル」が好きなので、発売前からもこの2人が主演という事で期待していました。
オンライン要素
次にオンライン要素ですが、本作は荷物の配達がメインとなっており、依頼内容のほとんどが各施設へ荷物を運ぶ事が目的となります。
フィールドには川や山などの悪路も多く、こういったエリアは梯子やロープ、橋などを建設して移動ルートを確保する事ができるのですが、オンラインでプレイする事で他プレイヤーが建設した建設物がフィールドに現れるようになります。
役立つ建設物には「いいね」を送る事で特定のプレイヤーとの繋がりを強くするなども可能ですが、基本的にはゆるく繋がるオンラインというイメージです。
他作品であれば「ダークソウル」シリーズのメッセージに近い印象を受けました。
ただ、本作にはソウルシリーズよりも多くのシステムで他プレイヤーと繋がる事ができるため、他プレイヤーに助けられている、助けている事を実感しながらプレイする事ができます。
本編の序盤は移動が面倒だなと感じる事も多かったのですが、都市を繋げる事で他プレイヤーの建設物が多く出現し、本編を進めるとジップラインや車両など便利なアイテムも多く入手できるため、建設する事でフィールドを自分なりに移動しやすくするという面白さがあります。
この辺りはクラフト系のゲームに似た面白さかもしれません。
また、他プレイヤーの助けにもなるので、少し遠回りして役立つ建設物を設置したくなるという楽しさもありますね。
上述したように荷物の配送がメインとなるので、本作の戦闘要素はそこまで多くありません。
武器の種類などは豊富ですが、戦闘するメリットはほとんどないので戦闘を回避する事が多く、メタルギアソリッドのような銃撃戦を期待している方は注意です。
ボリュームに関しては本編自体も結構ありましたが、各施設のサブ依頼によって親密度などもあり、フィールドへの建設なども考えると長く楽しめるゲームだと思います。
(本編自体は35~50時間程度)
作品自体の完成度は非常に高く、私の場合はバグやエラー落ちにも遭遇していません。
システム面もかなり細かく作り込まれており、今年の良作である事は間違いないでしょう。
以上、『デスストランディング』のクリア後評価や感想についてでした。