今回は『DOOM Eternal(ドゥームエターナル)』のクリア後評価について

本作は3月26日に発売されたFPSです。
キャンペーンモードは収集アイテム含めて全て完了、オンラインのバトルモードもある程度プレイしてみました。

そこで今回は、『DOOM Eternal』のクリア後の評価や感想についてまとめていきます。

DOOM Eternal

本作はベゼスタから発売されている「DOOM」シリーズの最新作となります。
PS4では2016年に発売されたリブート作品『DOOM』に続く2作目です。

多種多様な武器を用いてスピーディーな戦闘を楽しめるFPSシリーズで、本作も前作同様に地獄から現れたデーモン達をなぎ倒していくのがメインとなります。

 

クリア後感想


本作のキャンペーンはミッション1~13までとなっており、収集アイテムなどの要素もありますが本編のボリューム自体は15時間程度だと思います。

キャンペーンクリア後の感想としては、
・爽快感がある
・戦闘に戦略性がある
・ストーリーは微妙
・難易度は少し高め
・謎解きやアスレチック要素が多い
・ファストトラベルなど前作よりもシステムが親切になっている
・オンラインモードは非対称型の対戦

まず本作では多くの武器を装備でき、武器はMODを切り替える事で攻撃パターンを変化させる事ができます。
コンバットショットガンであればグレネードランチャーorフルオート化、ヘビーキャノンであればスコープ使用orマイクロミサイル発射など。


武器の種類も多いですが、チェーンソーやよろめいた敵に対するグローリーキル、リチャージ式の投擲武器、火炎放射などの特殊武器も存在し、様々な武器を利用してスピード感のある戦闘が行えます。

また、敵をグローリーキルで倒すと体力回復アイテム、チェーンソーで倒すと弾薬、火炎放射で炎上させてたおすとアーマーを大量にドロップするシステムとなっているため、ガンガン前に出て敵を倒す事で有利に戦えるというシステムは面白いですね。
大抵のFPSは逃げ回っていれば何とかなるものが多いのですが、本作は逃げ回っているとジリ貧になって死亡してしまう可能性の方が高くなっていきます。

他にも背中や腕に武器を装備しているデーモンも存在し、これらのデーモンは部位破壊で弱体化させるなど多少の戦略性も必要になります。

デーモンとの戦闘自体は面白いのですが、ミッション進行には謎解きやアスレチック要素が多くありました。


壁登りや棒に掴まってジャンプ、空中ダッシュなどでギリギリ到達できる場所が進行ルートになっていたりするので、慣れていない方だと行き先は分かっていてもどう行けばいいか分からなくてストレスが溜まる場面もあるかもしれません。

ただ、前作では前のエリアに戻れなくなる場面が多かったですが、本作ではミッションクリア直前辺りにファストトラベルが解除されて前のエリアを再探索できるようになるといったプレイヤーに親切なシステムも搭載されています。

ストーリー

正直前作のストーリーはあまり気にしていなかったのですが、本作でも主人公は謎の男「ドゥームスレイヤー」となり、ストーリーは前作の続編となるようです。
前作で登場したサミュエル・ハイデン博士も登場します。

キャンペーンのイベント自体はそこまで多くないので、世界観などはしっかり作られていますがストーリー性はそこまで高くありません。
ただ、収集アイテムのコーデックスで地球やセンチネル、地獄の物語を読む事ができ、DOOMの世界観を深く知る事ができます。

バトルモード


オンライン対戦となるバトルモードではスレイヤープレイヤー1人VSデーモンプレイヤー2人による対戦となっています。

スレイヤー側はフル装備となり、デーモン側はマローダー、ペイン・エレメンタル、レヴナント、アーチバイル、マンキュバスの中から任意のデーモンを選ぶ事ができます。

スレイヤーはデーモンプレイヤーをどちらも倒すと勝利、デーモンプレイヤーはスレイヤーを倒すと勝利という感じで中々戦略性のあるバトルとなっていました。
ただ、ある程度プレイしてみたところ、デーモンプレイヤー側の方が有利な印象でした。

デーモンプレイヤーはどちらかが倒されても時間経過で復活でき、スレイヤー側はデーモンプレイヤー2人を同時に倒さなければ勝利にはなりません。

更にデーモンプレイヤーはヘビーデーモンなどを召喚したり、スレイヤーがドロップしたアイテムを取り除く事もできるため、直接戦わなくてもスレイヤー側を追い詰める事が可能です。

対してスレイヤー側はエリア内に出現するザコ敵を倒して体力やアーマーの回復、周囲のデーモンを倒しながらデーモンプレイヤーを積極的に攻撃といったように高いテクニックを求められます。

とりあえずスピード感のあるFPSとしての完成度は高く、戦闘に中毒性があるのでハマれば繰り返しプレイして楽しめる作品なのは間違いないと思います。

また、一度クリアしたミッションではチートコード(弾薬無制限やパワーアップモードなど)を使用して再挑戦なども可能です。

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以上で『DOOM Eternal』のクリア後感想についてを終わります。