今回は『アサシンクリードヴァルハラ』のクリア後評価について
本作は2020年11月12日に発売された「アサシンクリードシリーズ」の最新作となります。
前作のオデッセイと同じく膨大なボリュームで先日ようやく攻略をあらかた終えました。
そこで今回は『アサシンクリード ヴァルハラ』のクリア後評価についてまとめていきます。
アサシンクリード ヴァルハラ
※【吹替版】『アサシン クリード ヴァルハラ』ストーリートレーラー
本作は人気ステルスアクションゲーム「アサシンクリードシリーズ」の最新作です。
前作となるのは2018年10月に発売された「アサシンクリード オデッセイ」となります。
⇒アサシンクリードオデッセイ クリア後の評価や感想
今回は中世ヨーロッパ暗黒時代のイングランドを舞台にヴァイキングであるエイヴォル(性別変更可能)を主人公として物語が展開します。
前作同様にクエスト中は選択肢が多く発生し、プレイヤーの選択によってクエストの結末が大きく変化するのも特徴です。
クリア後評価
まず評価記事を書くにあたってAmazonレビューを見てみたのですが、規制やバグによって低評価がかなり目立っていますね。
ただ、個人的な感想としてはゲーム内容だけ見れば前作同様に神ゲーと言っても過言ではない内容でした。
簡単に感想を挙げると、
・メインストーリーとサイド要素のボリュームが膨大
・ストーリーやサイドイベントが面白い
・選択肢が多いので感情移入しやすい
・ワールドイベントの内容が様々
・マップが広大
・バグとエラー落ちが多い
・ステルス要素が低い
・戦闘に重量感がありもっさりしている
まず本作にはノルウェー、イングランド、アースガルズ、ヨトゥンヘイム、ヴィンランドと5つのマップがあり、全て含めると非常に広いです。
ストーリーとしては最初のマップ「ノルウェー」にて長いプロローグを終えると、主人公は兄と共にノルウェーからイングランドへと旅立ちます。
イングランドに着くとすぐに自分達の定住地を持つ事になり、そこから定住地の発展や各地域の首長と同盟を結ぶためにクエストを進めていくといったようにある程度自由にプレイする事が可能です。
また、各地域のクエストは同盟地図からプレイヤーの任意で選択する事ができ、本筋のストーリーとは別に各地域毎にもそれぞれの物語があります。
他に前作でもあった結社の構成員の始末や、収集品、釣りや狩り、サイドクエストやワールドイベントなどサイド要素のボリュームもかなりありました。
(全ての要素で考えればボリュームは100時間以上)
ワールドイベントというのは各地に住んでいる人々とのちょっとしたイベントなのですが、これらもただのおつかいのような感じではなく、笑えるものやシリアスなものなど様々です。
1つ注意点として本筋のストーリーではアサクリシリーズお馴染みで現実編の操作パートもあるのですが、前作オデッセイのネタや過去作で登場したデズモンドなども関わってくるため、アサクリシリーズ初見の方だと理解できない部分もあると思います。
ただ、主人公「エイヴォル」の物語は本作で完結するので本作から入っても十分楽しめるでしょう。
戦闘システム
次に戦闘面について。
前作オデッセイの感想記事ではステルス行動も十分可能と書いていたのですが、本作に限ってはステルス要素は低くなっています。
装備やスキルによってステルス重視のビルドは可能ですが、本作は豪快なアクションや敵拠点を味方のヴァイキングと一緒に襲撃できるという点、各地域の同盟クエスト終盤には多人数による戦闘がある点などからステルス行動よりも近接戦闘に特化させた方が効率的です。
また、ヴァイキング流のアクションを目指したせいか攻撃は重量感があり、動きはもっさりしています。
私はそこまで気になりませんでしたが、アサクリに求めているものの大部分がステルスアクションという方だとガッカリする可能性が高いです。
バグや規制
次に評価を下げているバグや規制について
一番話題になっているのは日本版での流血表現の規制のようですね。
実際私もプレイしはじめた時は敵兵の首や腕を切断する割には出血が少ない印象を受けていました。
と言ってもこちらは個人的に結構どうでもいい部類で、「バイオRE2」などでも流血表現の規制によって評価を大きく下げるというのはあまり理解できません。
ただ、バグに関しては非常に残念なレベルで多いです。
進行不能バグなんかもあって一部のトロフィーが獲得できなかったり、NPCに追従するクエストで対象のNPCが動かなかったりという場面も何回かありました。
後はエラー落ちの数も多く、オートセーブがあるのでデータが大きく巻き戻る事はほとんどありませんが、エラー落ちが多いせいでストレスが溜まります。
という事で、ゲーム内容は神ゲーレベルなのに規制やバグで評価を大きく下げてしまっている非常に勿体ない作品です。
バグはアプデである程度改善されると思うので、「流血表現の規制は気にしない」という方で低評価のせいで購入を迷っている方の場合は購入する事をお勧めします。
以上で『アサシンクリード ヴァルハラ』のクリア後評価についてを終わります。
ストーリーが面白くなるイングランドに行くまでは戦闘が主でそのせいで余計に規制部分が目立つのと致命的な進行バグがあるのが、惜しいですね。自分はストーリーメインでサクサク勧めてもクリアまで約50時間かかったのでちょっと長すぎではと感じました。トロコンするなら100時間コース待ったなしでしょう。レイラがメインの現代編も一区切りで次回作以降はどうなるやら。
いやいや、長いから楽しいんだよ
自分財宝、謎、収集品全て終わらしてるけどもっと増やしてほしいしね
このゲームのバグは致命的です。下手をしたらゲームが嫌いになります。