今回は『The Callisto Protocol』のクリア後評価について
本作は2022年12月2日に発売されたサバイバルホラーゲームで、国内版の発売も予定されていましたが残念ながらグロ要素から発売が中止になってしまった作品です。
そこで今回は、『The Callisto Protocol(ザカリストプロトコル)』のクリア後の評価や北米版の日本語対応について書いていきたいと思います。
The Callisto Protocol
本作はホラーアクションの名作として知られている「Dead Space」の開発陣が手掛けるサバイバルホラーゲームとして発売前からも話題になっていました。
日本語吹き替えトレーラーからも分かるように国内版の発売も予定されていましたが、発売日の少し前に過激表現が原因で日本での販売中止との発表がありました。
ただ、北米版を購入して日本アカでプレイした場合は全て日本語対応で日本語吹き替えも収録されているため国内版同様のプレイができます。
クリア後評価
私は北米アカウントでPS5版を購入しトロコンまでプレイしました。
本編をクリアしての感想としては、
・ストーリーは面白い
・戦闘システムが良い
・ボリューム不足
・プレイヤーの死亡シーンが豊富
・やり込み要素が無い
といった感じで1周目は楽しいですが、ボリューム不足でやり込み要素はほとんどありませんでした。
まずストーリーとしては、本作は現在から約300年後の宇宙を舞台にしたSFホラーです。
主人公はある荷物を運んでいましたが、凶悪なテロリストとして報道されている集団に襲撃されて墜落。
そこを助けられたと思いきや、木星の衛星カリストにある凶悪犯罪者専用の刑務所「ブラックアイアンプリズン」に収監されてしまいます。
しかし、刑務所で突如アウトブレイクが発生し、収監されている人達がクリーチャーと化し、そんな状況で刑務所から脱出するために奮闘するというお話です。
ホラー要素は十分でストーリーも分かりやすく、エンディングは続きが気になる終わり方でした(続編かDLC?)
グラフィックも非常に綺麗で日本発売が中止になった原因でもあるプレイヤーの死亡シーンも良く出来ていましたね。
体力が低い状態で敵の攻撃を受けると敵に掴まれてプレイヤーが様々な方法で殺されてしまうのですが、殴り殺されたり、銃殺、身体の部位を引きちぎられる、顔半分を食いちぎられるなどパターンが多く、他にもトラップやQTE失敗などでも死亡シーンが用意されています。
戦闘システムは左スティックを左右に押し込むことで行える回避が特徴的で、近接武器と遠距離武器、念動力のような掴み攻撃で敵を倒していく事になります。
一度に多くの敵を相手にすると苦戦しますが、ステルスキルや周囲のオブジェクトを利用して戦う事もでき、爽快感と緊張感のある戦闘が楽しめました。
という感じで初回プレイは楽しめる内容なのですが、本作は本編クリア後に特典や周回プレイはありません。
本編ボリュームも15時間程度なのでボリューム不足という印象が強かったです。
国内版があればお勧めできる作品ですが、北米版を購入してまでプレイする価値があるかというと微妙なところですね。
ただ、本作を購入予定だった方で日本発売中止が原因で購入を断念した方は、北米版を購入すれば問題なくプレイできるのでチェックしてみてください。
以上『ザカリストプロトコル』のクリア後評価についてを終わります。