今回は『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』のクリア後感想について書いていこうと思います。
本作は震災によるサバイバルを描いたアクションアドベンチャーゲームです。
本編自体は結構前にクリアしているのですが、色々あって感想記事は後回しにしていました。
そこで今回は、『絶体絶命都市4』のクリア後評価や感想とVRモードについてまとめていきます。
絶体絶命都市4 クリア後感想
本作は2018年11月22日に発売された「絶体絶命都市」シリーズ最新作となる作品です。
去年に『巨影都市』が発売されていますが、「絶体絶命都市」シリーズのナンバリングタイトルは発売中止になった事もあり、シリーズファンの方にとっては待ちに待った作品でもありますね。
私としてもシリーズが好きで本作も楽しみにしていたのですが、クリア後の感想としては微妙な出来と言わざるを得ません。
まず残念だった点を挙げると
・ボリュームが少ない
本編クリアが10時間程度
・引き継ぎ要素がほとんどない
・登場キャラと主人公の関係性が薄い
・グラフィックが良くない
・ストーリーにリアリティが無い
といった点です。
まずボリュームは少なく、前作の『巨影都市』と同じように、引き継ぎ要素もほとんどないので周回プレイをする気にならないというイメージです。
引き継げるのはコンパスと記録のみで、コスチュームやお金などは引き継げません
また、変な宗教やただの水が奇跡の水と信じ込ませる、悪の組織の人身売買などシナリオの一部に突拍子もない展開があり、震災というシリアスなテーマを活かしきれていない印象でした。
選択肢は相変わらず多く、自分の言動を選択する面白さはあるのですが、登場キャラクターを救うor救わないという選択肢はほとんどなく、ストーリーの進行に必要なキャラクターだけを助けていくという流れになっています。
前ステージで登場した人物が次のステージでケガをして登場する場面があったのですが、その人物と会話して助けようとする選択肢を選んでも結局助けるための行動はできず、次のステージへ進むしかないという場面もありました。
(その人物がどうなったのかは不明)
面白くないというよりもまだまだ作り込めたのではないかという印象が強く、フルプライスで購入するには物足りない内容でした。
VRモード
最後にVRモードについても触れておきます。
本作のVRモードは本編をVRでプレイできるわけではなく、本編で登場したエリアをVRのミニゲームとしてプレイできるというものです。
NPCなどはおらず、ステージを進んでステッカーを拾う事でポイントを入手、貯めたポイントを消費して本編で使用できるコスチュームと交換する事ができます。
今のところVRモードのステージは3つ。
・コンビニのある街
・地下鉄構内
・運河沿いの街
交換できるコスチュームは「絶体絶命都市コスチューム」、「絶体絶命都市2コスチューム」、「フリルビキニ」の3種類です。
正直VRモード自体はそこまで面白いわけでもなく、人によってはかなり酔うと思います。
ステッカーを探すのも結構面倒なので、VRモードに期待して購入しようと思っている方は注意した方が良いかもしれません。
以上で『絶体絶命都市4』のクリア後感想についてを終わります。