今回は『The Sinking City ~シンキング シティ~』のクリア後評価について。
本作はオープンワールド型のホラーアドベンチャーゲームで、私は北米版で本編クリアまでプレイしました。
国内版は2019年10月31日に発売予定です。
そこで今回は、『シンキング シティ』のクリア後評価や感想についてまとめていきます。
シンキングシティ
本作は北米版が2019年6月25日に発売されており、日本語字幕もあったので私は北米版でプレイしました。
内容としてはH.P.ラヴクラフトによって作り出された「クトゥルフ神話」をベースにしたホラーアドベンチャーゲームです。
オープンワールドなので住民の依頼によるサブクエストなどもあり、クエストは証拠を読んで目的地を探すなど「自分で調査する」事に重きを置いた作品となっています。
クリア後感想
本編をクリアした時点での個人的な感想としては、
・ボリュームは普通
・ストーリーや世界観は良い
・調査・推理要素は面白い
・読み込みが遅い
・敵の種類が少ない
といった感じです。
ボリュームと推理要素
まず本作は目的地アイコンなどは一切表示されません。
・クエスト発生時に入手した証拠を読んで地図から目的地を自分で特定して向かう
・目的の場所で証拠を集める、施設などを利用して過去の資料から証拠を集める
というように自身で事件を調査していく事がメインになります。
そのため初回プレイ時はクエスト攻略にも時間が掛かり、メインクエストをクリアするのにも結構な時間が掛かると思います。
逆に攻略サイトなどを見てしまうと本来は頭を使う場面すら気付かないで進める事になってしまい、作品自体の面白さが激減してしまいます。
実際、証拠からマップに印を付けて目的の建物を探したり、証拠を組み合わせて次の手掛かりを見つけた時は何とも言えない達成感があります。
なので、私自身攻略してはいるものの、初回プレイ時は是非自分の力だけで攻略していただきたいと思うようなゲームですね。
世界観は良いが敵が少ない
次にストーリーや世界観は「クトゥルフ神話」をベースにしているだけあって良く作り込まれていて引き込まれます。
ただ、敵の種類が基本4種類しかおらず、この点が非常に残念でした。
無人の家で日記などを読む事でその家で起きた悲惨な事件などが想像できるのですが、それに関係するような敵などは存在せず、どこのエリアでも同じような敵しか出現しません。
また、街中の民間人のアクションも似たようなものが多く、少し手抜き感が目立つ印象でした。
ただ、メインクエストによる1つ1つの事件自体は、主人公の選択肢によって結末なども変わり、終始楽しんでプレイできました。
読み込みが遅い
これも敵の種類が少ない事と同様に残念な点の1つで、読み込み速度が遅いというものです。
メニュー画面を開く時や死亡時のリスタート時などもそうなのですが、街中を移動している最中でも次のエリアの地形が読み込まれておらず、読み込むまでの間の数秒間動きが停止したりという事もあります。
総合評価
とりあえず上記のような感じですね。
ストーリーや世界観は良いですし、最近は目的地を自分で考えて向かうようなゲームは激減しているため、自分の頭を使って事件を調査していく過程を楽しめる貴重な作品だと思います。
ただ、敵の種類が少ない、読み込み速度が遅いのは結構大きく、この辺りをしっかり作っていれば良作になっていたのは間違いありません。
シンキングシティ 攻略メニュー【The Sinking City】
以上、『The Sinking City(シンキングシティ)』のクリア後評価についてでした。