今回は『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』のクリア後感想について

本作は2019年4月11日に発売された「地球防衛軍」シリーズのスピンオフとして開発されたゲームです。
私も発売日に購入し、既にエンディングまでを終えました。

そこで今回は、『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』のクリア後評価や感想についてまとめていきます。

クリア後感想

まず本作は基本的なシステム面は「地球防衛軍」シリーズと同じものとなっています。

兵科がPAギアによる異なる性能となっていたり、アイテムをセットして使用する事ができたりという細かな違いはあるものの、ミッション形式で巨大生物を倒していくTPSという点は変わりません。
オンラインによる協力プレイも可能で、本作では最大6人での協力プレイができます。

また、本作には敵を倒すと入手できるジェムの入手量を競うオンライン対戦モード「マーセナリー」も存在します。

私がプレイしてみた感想としては、
・ボリューム不足
・主人公の影が薄い
・報酬減算システムがいらない
・地球防衛軍との違いがあまりない
・無線のボイスバリエーションが少ない
・機動性が減少している
というように残念な点が多い印象でした。

まず本作はミッション数が52と前作にあたる『地球防衛軍5』の半分程度しかありません。
同じフルプライスでの販売だったという事もあり、ボリューム不足感は大きいですね。

また、それが原因でストーリー自体も前作のような絶望感は無く、呆気なく終わってしまった印象が強かったです。
続編がありそうなエンディングでしたが、続編のためにストーリーを中途半端にしたのであれば次回作では改善される事を願います。

後は報酬減算システムというものがいらないと感じました。
賛否両論あると思いますが、これはミッションに持っていくアイテム(グレネードや回復装置、ビークルなど)をミッション中に使用した場合にミッション終了後の報酬が減るというシステムです。
このアイテムはそれぞれコストがあり、使用回数なども制限されているため、使い放題というわけでもないので「使用すると報酬が減る」というのは使用する事に抵抗がでてしまう原因になっています。

それと全体的に機動性が乏しいのも気になりました。
本作ではエナジーがスタミナゲージの役目を担っており、PAギアによって各行動にエナジーを消費する事になります。

特にジェットリフターやヘビーストライカーはダッシュやエナジームーブ(固有技)でエナジーを消費するのですが、消費量が多くて敵の攻撃を回避するのが難しめでした。
立ち回り自体を工夫すれば問題は無いのですが、敵陣に突っ込んで戦いたいといった方はストレスが溜まるかもしれません。

他にも『地球防衛軍5』では豊富なバリエーションがあったチャット定型文が無くなっているのも残念でしたね。
(エモートによる定型文が8種類、キーボード入力は有り)

悪い点を多く挙げましたが、全体的な雰囲気は『地球防衛軍5』と変わりません
そのため、オンライン協力プレイが好きな方であれば楽しめるとは思います。

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以上で『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』のクリア後感想についてを終わります。