今回は『ポケモン救助隊DX』のクリア後評価や感想について
本作は2020年3月6日に発売されたポケモン不思議のダンジョンシリーズ最新作で、『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊/赤の救助隊』のリメイク作品です。
そこで今回は、『ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX』のクリア後評価や感想、全体のボリュームなどについて書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
本作は過去に発売された『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊/赤の救助隊』をリメイクした作品でSwitch専用ソフトになります。
そのため、登場するポケモンは初期頃のポケモンがメインです。
伝説のポケモンで言えば、ファイヤー、サンダー、フリーザー、ミュウツー、スイクン、エンティ、ライコウ、ルギア、ホウオウ、カイオーガ、グラードン、レックウザ辺りですね。
私がプレイした感想としては、
・本編のボリュームは少ない
・クリア後のやり込み要素はかなりある
・ポケモンの育成が面白い
・不思議のダンジョンシリーズの中では難易度が低い
まず、本作のストーリー自体は約10時間程度でクリア出来てエンディングに入れます。
ダンジョン自体も15個程度なのでボリュームは少ないですね。
ただ、本編クリア後からが本番のようなもので、クリア後は伝説のポケモンを仲間に出来るようになったり数多くの新ダンジョンが追加されます。
クリア後のボリュームに関して言えば本編の3倍以上はある印象なので、ボリューム不足ということは決してありません。
また、不思議のダンジョンシリーズの中では比較的難易度が低く設定されていて、この手のゲームに慣れていない方でもそれほど苦戦しないでクリア出来ると思います。
難易度が低い大きな理由を挙げるとすれば、本編進行中はダンジョン探索中に訪れていない部屋にいる敵やアイテムがミニマップに表示されているという点ですね。
ただし、本編クリア後に追加されるダンジョンはフロアを「見通せない」ダンジョンばかりで、フロア数99Fのダンジョンも複数出現するのでそこそこ難しい場所もありました。
クリア後は主人公とパートナーに選んだポケモン以外でも自由にパーティを編成出来るため、好きなポケモンでパーティを組める点が面白いです。
育成要素もステータス上限を上げる道具を使用して最大値を上げたり、「すごわざ」と呼ばれるパッシブ効果を覚えさせたり出来るので、どんなポケモンでも育成次第では最強クラスのポケモンに出来ます。
強いて不満点を挙げるとすれば
・「不思議のダンジョンシリーズ」慣れしている方には難易度が低すぎる
・敵の複数回ヒットする攻撃技が強過ぎる
・ダンジョン内の動作がやや重い
ゲームシステムはしっかり作り込まれている印象ですが、やはり難易度の低さが目立つので不思議のダンジョンの高難度ゲームを求めている方にはおすすめ出来ないです。
Amazonレビューで「簡単過ぎる」と評価を下げている方がいたので、この点は注意ですね。
あくまで“ポケモンを楽しむ作品”と考えておくのがよいでしょう。
登場する伝説のポケモンは全てクリア後に救助隊の仲間に加えることが出来ますし、個人的には神ゲーとまでは言えませんが、特に不満点が見つからない良ゲーであることは間違いないです。
グラフィックが可愛らしくまったりプレイ出来るゲームを探している方にはかなりおすすめ出来ますね。
以上、『ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX』のクリア後評価や感想についてでした。