今回は『エンドリング』のクリア後評価や感想について

本作は2022年7月19日に発売されたキツネを操作するアクションアドベンチャーですが、本編は約3~4時間程度のボリュームでやり込み要素もない非常に残念な作品でした。

そこで今回は、『エンドリング エクスティンクション イズ フォーエバー』のクリア後評価や感想(ネタバレ少し)、やり込み要素などについて書いていきたいと思います。

クリア後評価や感想

※『エンドリング – エクスティンクション イズ フォーエバー』紹介トレーラー

本作は低価格(3,960円)でSwitch/PS4/PC向けに発売されたアクションアドベンチャーです。

ストーリーとしては自然破壊&環境汚染が進行している世界を舞台に、生き残った親キツネを操作して3匹の子ギツネを守りながらストーリーを進めて行くというものになります。

システムとしては、
・謎解き要素はほとんどなし
・日数経過で行ける場所が増えてストーリーが進む
・出来る事は子ギツネに餌を与えるぐらいでやることがない
・日数経過30日でエンディングに入る

全体的なグラの雰囲気や進め方は『夜廻』シリーズに若干似ていますが、基本的には日数経過で行ける場所が増える一本道のストーリーなのでやれることが少ないです。


簡単に言えば子狐の空腹度に注意しながら各地で餌を手に入れて子ギツネに与える⇒巣穴に戻る⇒日数経過で行ける場所が増える(マップのロックされた道が解除される)という流れですね。


日数が進むと巣穴を出た時に紫色の形跡が発生するので匂いを辿って形跡を調べ、それ以外の日は子狐に餌を与えるだけなので、正直ゲームとしてはかなり微妙です。

また、各地にイベント発生場所があるものの、ストーリー性のあるイベントはほとんどないので雰囲気ゲーの印象が強いです。


しっかりしたイベントはアナグマの親子と喧嘩してから友達になるイベントと、メインストーリーに関わるスカベンジャー親子のイベントぐらいなので、全クリしても物足りない感じがありました。

ストーリー自体も3~4時間でクリア出来る程度のものでエンディング分岐もない(アナグマ親子でイベントが少し変化はあり)ため、価格を考えるとボリューム不足感は否めませんね。

本編をクリアしてもクリアデータは削除されてニューゲームでもう一度始めるだけで、やり込み要素や追加要素は一切ありませんでしたし…

また、エンディングもあまりスッキリするような終わりではなかったので、個人的には誰かにおすすめ出来るようなゲームではないです。

やはり短編だとしても特定のイベントを回収することでエンディングが分岐したり、上記のアナグマ親子やスカベンジャー親子のようなイベントを多く配置するなどして作り込んで欲しかったと思います。

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以上で『エンドリング』のクリア後評価や感想についてを終わります。