今回は『不思議の幻想郷 ロータスラビリンス』のクリア後評価について。
本作は人気のダンジョンRPG「不思議の幻想郷」シリーズの最新作です。
私も発売日に購入し、先日本編はクリアしました。
そこで今回は、『不思議の幻想郷 ロータスラビリンス』のクリア後評価や感想にボリュームなどについてまとめていきます。
不思議の幻想郷 ロータスラビリンス
「不思議の幻想郷」は同人ゲームの「東方Project」を題材にしたファンゲームでダンジョン探索RPGです。
2016年にPS4で「不思議の幻想郷TOD -RELOADED-」が発売されているのでプレイした事のある方も多いのではないでしょうか。
本作はそんな「不思議の幻想郷」シリーズの10周年記念として制作された作品となっています。
クリア後評価
まず本編クリア後の印象としては、
・ボリュームが少ない
・ストーリーは面白い
・ボス敵が少ない
・超人数パーティー制システムは面白い
・難度は低め
といった感じです。
本編とボリューム
私も前作は結構プレイしたので本作にも期待していたのですが、既に本編をクリアしてしまった事からも分かるようにボリュームはかなり少なめです。
チャレンジ系のダンジョンはまだ残っていますが、個人的には前作と比べるとボリュームは半分以下くらいの印象でした。
本作では東風谷早苗と比那名居天子が主人公という事で、最初にどちらかのルートを選んでプレイ、本編をクリアするとアイテムなどを全て引き継いでもう片方のルートを最初からプレイする事ができます。
本編のダンジョンが早苗と天子を合わせて11+α、チャレンジ系ダンジョンは高難度の井戸ダンジョン+各属性のダンジョンが初級、中級、上級です。
私自身、攻略記事を書きながらでも早苗ルートと天子ルートの両方が1日掛からずに終わってしまいました。
前作では他主人公によるダンジョンがいくつもありましたが、本作はクリア後に追加される要素はほとんどなく、残っているチャレンジ系ダンジョンをクリアしたらやり込み要素もほとんど終わりっぽいですね。
フローチャートでは第一部と書いているのに第二部はない?(トロフィーに第二部のものがないため)のでちょっと手抜き感が目立ちますね。
ストーリー自体は楽しめたので東方ファンの方で早苗や天子が好きな方あれば楽しめると思います。
ただ、超人数パーティー制システムという事で多くのキャラが登場しますが、実質パーティに入っているだけでストーリー上での活躍はありません。
後はフランなど一部のキャラがDLCなのも残念ですね。
ボス敵が少ない
前作では各ダンジョン毎に最終フロアには強力なボスキャラが出現していましたが、本作ではまともなボスはラスダンくらいでした。
新システムと難易度
最後に新システムなどについて。
本作は装備を武器、防具、お守りそれぞれ10個まで装備する事ができる「メガバラエティ装備システム」、パートナーキャラを十人以上も連れて行ける「超人数パーティー制」とロータスラビリンスならではのシステムがあり、これらの新システムは良く出来ていると思います。
ただ、上述したようにボスと呼べる存在がほとんどいないので、超人数での攻略と複数の装備の能力を簡単に付与できるという理由からほとんどのダンジョンがヌルゲーになっています。
後は本作には「にとフュージョン」が無いので装備の融合などはできないようです。
装備の育成などがお手軽になっているのは良いですが、その分だけダンジョン側の難度も上げて欲しかったですね。
発売前は超人数で挑んで最終フロアのボスまでにどれだけ仲間を残せるかが重要になるのかなとも思ったのですが、復活スペルで戦闘不能の仲間を一度に全員復活できるというチート級の効果もありますし。
実際プレイしている時は普通に楽しんでプレイできているので、ダンジョン探索RPGが好きな方や東方ファンの方であれば楽しめるのは間違いないと思います。
ただ、前作『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』の人気に甘えてしまった形になったのは確かで、前作と比べると残念な点が目立つ出来になってしまっているという印象でした。
以上、『不思議の幻想郷 ロータスラビリンス』のクリア後の評価についてでした。
お疲れ様です。いつも楽しく拝見させてもらってます。
アップデートで追加ダンジョンが配信されるらしいですが 何とも言えませんよね…
延期前はこの三分の一のボリュームだというから驚きです
最近のゲームの未完成で売ってアップデートで完成に近づけるのは止めて欲しいです(妖怪ウォッチとか
コメントありがとうございます。
本当にそうですね、オンラインに繋いでいないのが普通のPS2やPS3の発売直後辺りのゲームと比べると最近の開発側はアプデで何とかしようという甘えがあると思います。
未完のものをアプデで補完するのもそうですが、バグなんかもアプデで何とかなると思っているから最近のゲームはバグ報告も多いのでしょう。
発売日近辺に購入する人は新品で購入している訳ですし、しっかり完成品を出して欲しいものですね。
バグや未完成が当たり前の時代が来てしまったら誰もが中古待ちになってしまいますし。
ロータスラビリンスが発売時点でボリューム不足を感じる出来なのは同意見ですが、アップデート前提でバグを無視して出してるふうち
すみません、途中送信になってしまいました。
ロータスラビリンスが発売時点でボリューム不足を感じる出来なのは同意見ですが、最近のゲームがアップデート前提でバグに対して甘えた作り方をしているという意見にはあまり賛同できないです……。ネット環境が進んだことでアップデートで対応するメーカーと、修正を期待してバグを報告するユーザーが増えた結果、「バグが多くなったように見える」のだと思います。バグが多かったことで不評を受けた(そしてそのバグを直すことができなかった)ゲームは昔からいくらでもありますし、最近のゲームでもバグに困ることなく遊べたゲームのほうがずっと多いので。
ゲーム内容と関係のないコメントですみません……。
コメントありがとうございます。
ゲームに対する考えはそれぞれですので特に反論したいという訳でもないのですが、私は攻略ブログをしている事もあって一般の方よりも多くのゲームを発売日に購入してプレイしています。
そうするとバグに遭遇する事もよくあり、特に本編を進行する事すらできなくなるような致命的なものも多いです。
最近だとドラクエビルダーズ2やデイズゴーン、勇者ネプテューヌ、じんるいのみなさまへなどに本編の進行すらできなくなるようなバグが存在し、少数のネット環境の無い方だとバグのせいで本編をクリアする事すらできていない方もいます。
確かにアップデートでバグを修正できる事は良い事ですし、アップデートによる拡張コンテンツなどもプレイしている側にとっては本来メリットでしかない事も理解しています。
ですが、ネット環境が当たり前になっていく過程でアプデ待ちによるボリューム不足や致命的なバグを見逃して発売されるゲームが多くなっているのも確かなのではないかと私は思います。
特にオンライン専用のゲームはバグがあって当たり前という印象ですし、「バグがあってもすぐにアプデで修正すれば大丈夫」という考えが少なからずあるのでは?という事ですね。
バグ報告が多いからバグが多いように見えるという意見も理解できますし、最近のゲームはクオリティが高いのでバグが多くなってしまうのではないかという考えもあります。
開発会社によってもバグの有無は異なりますしね。
ただ、発売日に追加コンテンツが課金要素として決まっていたり、それこそロータスラビリンスのようにアプデで本編の続きを出そうとしていたりと「ネット環境が当たり前だからアプデありきで開発する」というのはどうかと思ってもいます。
実際にネット環境が無くてアプデできずに詰んだというコメントや報告もあるので。
長々と語ってしまいましたが、アップデート関連は難しい問題なのではっきりとした答えは出ないと思います。
アップデートによってバグが修正できるというのが良い事なのは事実なので尚更ですね。
どうしても不思議の幻想郷TODRと比較してしまうせいで、ボリュームの少なさが目につきますね…
いずれにしても間違いなくアップデートが来ると思うので気長に待ってみることとします
事前予約しといてなんですけど私はこのテのゲームがあまり得意でないので、正直今の時点でのボリュームをクリアしきるもしばらく後になりそうですし
あと超多人数パーティーや装備の10個所有みたいな新システムが予想以上に爽快なのがポイント高いです
歩いてるだけで自分や装備のレベルがどんどん上がっていく気持ちよさときたらたまらないです