今回は『デジモンサヴァイブ』のクリア後評価や感想について
本作は2022年7月28日に発売されたテキストアドベンチャー+タクティクスバトルのデジモンシリーズ最新作ですが、本編のボリュームは割とあり、個人的にストーリーも予想していたより楽しめました。
そこで今回は、『デジモンサヴァイブ』のクリア後評価や感想、全体的なボリュームについて書いていきたいと思います。
クリア後評価や感想
※PS4・Switch「デジモンサヴァイブ」本告プロモーション映像
本作は異世界に迷い込んだ少年少女たちが異世界で出会ったモンスター(デジモン)と一緒に元の世界に帰るために冒険をする、というストーリーのテキストアドベンチャーです。
私自身、デジモンの大ファンというわけではないので詳しく分かっているわけではないですが、世界観やストーリーはデジモンがまだデジモンと呼ばれていない世界が舞台なので、プレイしてみた感じデジモンを少しでも知っていれば充分楽しめる印象でした。
ゲーム作品の前作やアニメ等とストーリーの繋がりはないようなので初見の方でも安心してプレイ出来るかと思います。
基本的なシステムとしては、
・ストーリー進行中の選択肢で新密度やカルマ値が上昇
・主人公のカルマ値でストーリーがルート分岐
・4つのルートと5つのエンディング(BADエンド含む)
ストーリー進行やフリーモンスターを仲間にするためのタクティクスバトルが含まれますが、基本はテキストアドベンチャーで物語を読み進めていくだけになるため、かなり人を選ぶ作品の印象はありました。
プレイヤーが出来る行動としては、
・自由行動や探索行動でエリアを選んで移動
・仲間キャラと会話して新密度を上げたりカメラでアイテムを探す
・フリーバトルでデジモンを仲間にする
ストーリーを進めて行く上で発生する自由行動や探索行動では自分でエリア移動をして探索していくことになります。
ただ、プレイヤーが出来ることは仲間キャラと会話したり特定の場所をスマホで撮影してアイテムを探したりと単純なことばかりなので、ゲーム性を求めている方は物足りなく感じる可能性が高いですね。
仲間キャラとの会話は基本2択や3択で新密度の上がる選択肢を選ぶと対応するキャラクターの新密度が上昇し、それ以外の選択肢を選ぶと新密度は上昇しないという分かりやすいものです。
発売前から話題になっていたストーリー分岐のカルマ値に関してもカルマ上昇選択肢は三択の左(道義)/上(激情)/右(調和)で固定となっていて、ルート分岐も第8章でカルマ値の高い2つのルートに分岐出来るという簡単なものなので、ゲームに慣れていない方でもプレイしやすい親切なシステムになっています。
タクティクスバトルに関してもストーリー進行で発生するバトルとフリーモンスターを仲間に加入させるためのフリーバトルの2種類がありますが、装備さえ整えていれば特に戦略を練らなくても勝てるので難易度は低めです。
ただ、個人的には本作の一番重要な部分であるストーリーが普通に面白かったので、デジモン好き+ストーリー重視の方には強くおすすめ出来る作品だと思います。
本作のルートは上記でも書いているように1周目で入れる道義ルート/激情ルート/調和ルート+2周目以降に入れる真実ルートの4種類がメイン+第8章の選択肢で入れるBADルート(BADエンドですぐ終わる)があります。
道義/激情/調和ルートは制作者が断言はしていませんが、個人的な感覚としてはGOOD寄りのルート1つ+BAD寄りのルート2つとなっていて正直大して面白かったとは言えないのですが、真実ルートに関しては良い感じでした。
Amazonレビューでもありますが、大して面白くなかった理由は共通ルートに不快なキャラがいたり、「おい、いきなりどうした?」みたいなキャラの感情の揺れ幅に違和感があるのが理由です。
とは言え、途中で止めずに最後までプレイして道義/激情/調和ルートを3周でクリア⇒最後(4周目)に真実ルートをプレイするとかなり楽しめるかと思います。
やはりBAD寄りのルートをプレイしてからGOODエンドのルートをプレイすると何とも言えない気持ちの良さがあるので、そういったゲームが好きな人にはおすすめです。
あとはタイトル画面のBGM(プロモーション映像の序盤に流れるBGM)が良かったので個人的にはその点もポイントが高いです。
不満点を挙げるとすれば、
・イベントCGが少ないのでもう少し数を増やして欲しかった
・戦闘の難易度が低く戦略性がないので難易度高めでも良かった
上記2点で一番気になったのはイベントCGの少なさですね。
やはりテキストアドベンチャーであれば立ち絵の他にイベントCGがある方が楽しめるのですが、本作はイベントCGがかなり少なかったので、もう少し用意されていれば良かったのではないかと思います。
また、戦闘の難易度も少し気になっていて、難易度が低いのみではなく、デジモンのスキルが通常攻撃(アタック)+スキル1つの2種類しかないのが気になりました。
バトル自体がオマケ程度なので仕方がないのかもしれませんが、フリーバトルでモンスターを仲間にする要素もあるのでこの辺りはもう少しこだわって欲しかったですね。
とりあえず個人的には割と楽しめたのでテキストアドベンチャーでも気にならずストーリー重視&デジモン好きの方にはおすすめ出来ますが、テキストアドベンチャーに抵抗があり、ゲーム性を求めている方にはおすすめ出来ない、という感じです。
以上で『デジモンサヴァイブ』のデジモンサヴァイブのクリア後評価や感想についてを終わります。
当時vitaで出たデジモンのゲームはめちゃくちゃやり込んだなあ・・・
最近クリアしました
攻略の参考にさせて頂いて、凄く助かりました
この場にてお礼申し上げます
やっぱりゲーム性というか、難易度ですかねぇ・・・
登場デジモンも100種類ぐらいと少ないですし
戦闘や育成がストーリーのオマケ程度ってのは良く分かります、後半は完全に作業になってましたし
ストーリーは重いものの結構楽しめたので
もうちょいデジモンらしい育成や戦闘が楽しめると良かったかなって思います